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以下の「引用」を読んで、つい、さだまさしさんの「防人」という歌を思い出した。
♪教へて〜下さい〜、生きとし生けるものに命があるのなら〜♪
金は死にますか?
円は死にますか?
ドルはどうですか?
ユーロもそうですか?
教へて〜下さ〜い〜♪
以下引用
A、Bという2つの記号によって生み出される記号の組み合わせは、単独のA、B、そしてABの3つである。しかし1語増加させ、A、B、Cとなると、組み合わせはA、B、C、AB、AC、BC、ABCの6つになる。1語の増加が、3語の増加を生む。さらに語数が増加すれば、この組み合わせの増加率も飛躍的に大きくなる。言語・記号は、無限増殖性を、その本質としている。
通貨も記号である。通貨の本質は無限増殖性であり、バブルである。
通貨の本質は、バブルと、バブル崩壊、恐慌、それに続く世界大戦である。
通貨の本質は人類絶滅である。
アドルノ、ホルクハイマーが「大学という象牙の搭の住人故に、観念的にしか語る事が出来ず」哲学の問題として語った、個別の合理主義が、全体としての壮大な不合理を生み出す近代合理主義の欠陥=「啓蒙の弁証法」の正体は、個別の積み上げが全体として「通貨の無限増殖」となり、恐慌と戦争に行き着く、通貨と言う物の「暴力システム」であった。
2008年、ドル体制の崩壊に対して、どのような新しい通貨システムを構築しても、この通貨の本質は変化しない。数十年後には、人類は再び、恐慌と世界大戦の危機に直面する。
無限増殖を本質とする通貨に、無限消滅する「キラー遺伝子」を組み込み、通貨を消費期限付きとし、発行されて後、次第に減価し、一定期間後、紙クズ化するように「最初から設計する」。所持していると減価するので、通貨は即座に投資と消費に回り、ストック化が阻止される。商品・物質は無限ではないため、通貨は常に商品と交換される過程に置かれ、「物質に根差す」事を強要される結果、実体経済からの遊離=無限増殖が阻止され、しかも最終的には増殖せず、消滅する。
ケインズ主義政策=国が借金し公共事業で景気刺激を行う事が不可能になった時代、この減価紙幣によって消費と投資は高速回転を強要され、退蔵紙幣は市場に現れ、猛烈な消費・投資を開始する。ケインズ政策に代わる、新しい景気回復政策であり、恐慌・戦争回避政策である。
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