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(回答先: 大多数の人間は自分を犠牲にしてまで、他人を助けない。 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 10 月 22 日 00:12:57)
>そのような考え方を多くの人が実践できるのか?は、悲観的に見ています。
>それは、皆、口では良いことを言いますが、誰しも、自分の生活を犠牲にしてまでは、 貧しい遠い国の人たちを助けないからです。
犠牲と感じる尺度は人によります。
自分の身を削って労働組合運動をしている人を私は知っていますが、彼が自分の生活を犠牲にしていると感じているとは私は思いません。私自身、彼の足元にも及ばないとは言え似たような活動をしていたことがあるので、わかります。
傍から見たら犠牲であっても本人からしたら犠牲ではないというようなことはいくらもあると思いますし、その逆もまたしかりでしょう。
>黒柳徹子だって、自分自身の豪奢な生活は、しっかり確保した上での国際貢献です。
確保してきたからこそ国際貢献できるようになったというのが実情ではないでしょうか。
テレビに出られるから国際貢献もできる。吉永早百合にしてもそうですが、芸能人で社会貢献活動をしている人は、彼らに知名度があるからその社会貢献活動が成り立つというのが実態と思います。見も知らぬ人が平和を訴えるのと、美人の有名女優が平和を訴えるのと、どちらに人は耳を傾けるかという問題です。大衆心理とはそんなものです。やっている彼女たちも、そのことは承知の上で、あえてその心理を利用することで社会貢献をやっているのだと思います。
>「○○円で、一本のワクチンが買えます」なんて言うんだったら、アンタの贅沢やめたら、もっと、何十人・何百人助けられるんじゃないの?と思うのだが、
>所詮、自己満足でやっているダケだから、自分自身が4畳半の部屋に住んで清貧生活をしてまで、国際貢献する覚悟などない。
良かれと思って人がしている行為を自己満足と非難するのは私は好きではありません。
そういう非難が、人の努力を必要以上に貶め、どうせやっても仕方がないという「現実」を助長していると思うからです。確かに自己満足かもしれない。でも、やらないよりマシではないですか?
また、清貧生活をしない人の活動などお遊びだと言わんばかりですが、何か、「蜘蛛の糸」の話(→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9C%98%E8%9B%9B%E3%81%AE%E7%B3%B8)に似たものを感じます。ちょっと逆バージョンですが。
そういった足の引っ張り合いが、生活保護の額の引き下げというさらなる貧困の悪循環を生み出しているのではないでしょうか。
(生活保護を受けていない人の生活が生活保障を受けている人の生活よりも厳しいという実情を踏まえ、政府が生活保護の額を引き下げた。)
>結局、みんな、ある程度、「豊かな日本」という基盤に支えられて、生活し、自由に物も言えているのです。
その「豊かな日本」に生まれたか、最貧国に生まれたか、それだけで生活が異なるという不平等を是認し、「貧しい国」の人を蹴落とそうとするのはどうでしょうか。
>本当に国益を考えずに、世界にひたすら貢献するだけなら、余力のある当初は、世界に感謝されるでしょうが、「カネの切れ目が縁の切れ目」で、日本が貧乏国に落ちた時点で、世界から忘れ去られて終わりです。
国益って何ですか?日本人だけが得をすることですか?豊かな日本という幻想を抱きつづけることですか?
また、「世界にひたすら貢献」とおっしゃいますが、私は日本→世界というベクトルで物事を考えているわけではありません。国籍とは無関係に、社会(世界の)の仕組みを根本的に改革(改悪ではない)するために、個人あるいは個人の連帯が何ができるか、また、法制度をどのように変えていくべきなのかを考えるべきだと思っています。一方通行でも、慈善でもなく、善意の乱反射とでも言いますか、善意の波動を巻き起こしていきたいといったところです。
ま、おっしゃるとおり、言うや易し、行うは難しですが。
>綺麗事を聞いて貰えるのも、余裕のあるうちだけです。
>「世界・世界」というのも結構ですが、国富が消えた日本。
>貯金もなく借金まみれになった自分の姿を想像してみるのも大事じゃないでしょうか?
>非常に、泥臭くて、面白くないでしょうが、でも、それが現実ですよ。
なぜ国富が消えるのか、その論理がよくわかりません。
ご説明いただけると幸いです。
>世界が良くなっても、日本だけが沈む場合もあるのです。
>わたしは、そのような状態が、一番の悲劇だと思っている。
>そして、それが、普通の日本人の多数が抱く標準的な感情だと確信しています。
日本に沈んでほしくないという感情は私も日本人として持っていますが、沈むという現象として最大多数の最大幸福さんが思い描かれている状況がイマイチイメージできません。