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(回答先: 気を悪くしないでください。問題は供給の過剰なのだと思うのです。過当競争を経済原理と政策により抑制すべきです。 投稿者 乃依 日時 2008 年 10 月 17 日 00:54:29)
>乃依さん どうもです。
Kが阿修羅に来たのは、あっしらさんの最後の活動期であり、阿修羅の第一期の論客さん達が粗方立ち去った後の事でした。
その頃のKはネットサーファーで娯楽と技術を求めるだけで、面白いことを求めながらも自分の趣味系のHPの運営にいそしんでいましたので、たまたま阿修羅という掲示板を発見したのですが「すごい人達がいるものだねぁ〜」と感じながらも「迫力に圧倒されて立ち去った」という経緯があります。
阿修羅という掲示板はKの中で「危険」と封印され、Kとは別種の人達が集う場所と認識したわけです。
それから、しばらくして、Kは南京大虐殺に疑問を持ち、ファンタゴールデンアップル問題において「人間の集団妄想」に興味を持ったのを切っ掛けに「阿修羅に来て、居つくことになり」、こちらの方に勢力を回しすぎたので、最近、アクセス300万オーバーの掲示板のあった本拠地を失うような事になったくらいです。
Kは、それほどまでに阿修羅に賭けたのに、何故か、阿修羅では人材が減り、アクセスも減ってきているようです。
それは兎も角として
>【生産効率が過剰に上昇していくことで、
労働の総体的価値が過当競争により目減りしていく
という問題だと思うのです。】
これは、過当競争により、個人の労働力提供価値が相対的に減少しているという事でしょうが、この本質に気付かれたなら「解決方法は見いだせる」はずですよ。
>【この過当競争を抑制することが、
最も有力な解決策だと考えるんどえす。】
Kは、この考えは間違いではないけれど、正解でもないと思います。
その理由は、既に「就職ブルー」ということで、就職は売り手市場に変化してきていますが、それだけが理由ではありません。
>【これを、経済の自律性と
政策によって自然に達成すべきと考えます。】
ここが、若干問題です。
政策は「金持ちによる、金持ちのためのもの」に成り果てていますので、過度の期待は禁物です。期待できるのは「我々労働者を生かさず殺さず」程度のギリギリの生存権くらいの所でしょう。
ここは、本来なら「選挙によって打ち破るべき所」なのですが、二大政党制への移行で、以前よりも「よりいっそう、金持ちのための政策をする政党しか育たない環境」なのですから、選挙による打破は事実上不可能となっています。
もっとも、以前であっても、仮に間違って、社会党と共産党の連立与党が実現しても「労働者主体の政策が実行できたのか?」は疑問です。党利党略主体の政策は実現されたとは思いますけどね。
Kならば、【これを、労働者の自律性を高めた自立によって自然に達成すべきと考えます。】とします。
これは「資本家側に提供すべき労働力を、労働者側が調整する」ということです。
具体的に実行すべき事を説明しましょう。
資本家側は、ある事業をする時の予算として「最大100の経費(人件費)を予定します。」
これを、資本家は「出来るだけ抑制して、その分を利益に回そうとする」事が予想されます。
これに労働者が個人の競争入札(=競争的就職活動)をしてしまうのなら「資本家の思う壺」です。
ここで、労働者側が「共同体を形成して、提供労働力を調整する」のです。
これにより、個人の競争入札では、資本家側最大予定100であるところの80に治まるべき数値を、かなり100に近いところまでを引き出し、その事によって生まれた差額をプールすることで、共同体の運営費に当てるということです。
この運営費は活動費の他「待機している加入員への補助金と【労働の創造費】、将来共同体から作り出す政治のための費用」などに振り向けます。
既成の政党による政策には何も期待できないですし、既成の労働組合にも未来は切り開けないでしょう。
それに気が付いた人達が、既成の価値観を打破して、新しい価値観を自立的に創造していく。
それは、労働者による労働者のための価値観の創造になるでしょう。
これは、簡単なことではありませんが、それなりの人数が集まって、その気になりさえすれば「可能」な事だろうと思われます。
生活生協というモデルがありますが、労働者共同体生協というような物をイメージしています。