★阿修羅♪ > 雑談専用33 > 511.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
何となく、「G7主要7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議」では各国が一致協力して、今回の金融信用不安の火消しに合意したとのことですが、そもそも、今回の発端は「サブプライム問題というボヤ」がここまでの大火災になってしまったというものである。
小火(ボヤ)の段階で今日を予測出来なかった「エセ金融の専門家」に「鎮火を期待するのは無駄」であろう。
Kは以前から主張しているが、今の金融制度は「砂上の楼閣の上に立つ幻」のような制度であり、すべては「金融制度への信頼」という人の心理によって左右されるという「何の裏付けもない欠陥制度」なのである。
こんな「実態のない制度」に「有効な治療法など存在しない」のは当たり前であり、唯一の治療法は「国民を誤魔化して安心させる」という「詐欺的医療方法(偽薬を与えるようなもの)」なのである。
そもそも、各国が協調介入しようにも「どこの国も、資本家の利益に配意しすぎた結果として、国の倉庫はカラ」であり、逆に国民に借金しているという状況である。
昔の日本では「米倉を開放して、民を救った。」というようなこともあったというが、今は「解放すべき米倉はカラッポで、ネヅミが運動会している」のだから「協調介入も糞もない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000000-sh_mon-bus_all
に、よれば、トヨタの失速で「愛知県の税収が1000億円の減収」になるのである。
タダでさえ累積財政債務で首の回らない日本国に「来年度は大幅に税収も落ち込む」のに、どんな救済措置が出来るのか?
三菱UFJはモルガンスタンレーを買収することも検討しはじめたらしいが、泥沼で藻掻いて深みにはまっていくだけである。
最終的には日銀で円を刷って「ばらまく」くらいしか「帳尻を合わせる事ができなくなりそう」であるが、これはハイパーインフレになって、国は国家破産が決定的になるしかない。
金融不安から「貨幣制度そのものが崩壊する」という結果になって国家破産である。
昭和の徳政令の教訓は全く生かされずに、大混乱である。
そこに「新型インフルエンザ」と「異常気象」と「食糧危機」と「エネルギー危機」が相次いでやってくる。
下手するとこの国、2012年まで保たないよ。