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(回答先: 税金が必要ない、などとは一言も言っておりません 投稿者 縄文ビト 日時 2008 年 10 月 13 日 13:50:02)
>縄文ビトさん どうもです。
>【お互いが切磋琢磨してより深く考えていくことだと思います。】
ここに異存はありませんが、物事を議論するには「土台」が必要でもあります。
前スレッドで
>【新しい社会を考えるなら税金から離れた論理を造っていくべきです。】
と発言されているのですから、【私は税金を取らない社会云々などとは一言も言っていませんよ。】と主張されても困ってしまいます。
この上記の2つを両立させるさせるのは「税制をいじるのではなく、他の部分をいじれ。(=税制は現状維持)」しか無いような気がしますが、前スレッドは「修正資本主義の否定」もされているわけですから、現行資本主義の延長線上ではなく「新たな社会体制への提起」でもあるわけですから、そこで「税金という概念を捨てる(税金という考え方はしない)」のならば、政府等の組織による「福祉・富の再配分」は「否定する」という事にならざるを得ません。
>【前にも何かで書きましたが人間社会を考えたとき、どのような社会においても公的負担分は必要であるという論を持っています。】
言葉遊びをする気はありませんが、最低限の必要経費という公的負担というのは「税金によってまかなわれる福祉を含めるのか?」、それとも「必要経費(国体維持費のみ)」なのか?は少々疑問ですが、いずれにしても今回の縄文ビトさんの提起が「政府主導の社会」をイメージしているのか?それとも「国民もしくは庶民主導の社会」をイメージしているのか?という点を問わなければなりません。
もちろん、どちらも基礎部分には選挙制度による「国民」の選択権はあるのですが、その実現・実行において「税金という経費が必要なら、政府主導」ということで「国民が自ら動くボランティア的に社会を作るのなら、国民主導」という意味合いです。
今回の「縄文ビトさんの提起」が、どのようなイメージで「税金という考え方から離れよう」というのかは、縄文ビトさんだけにしか分からない事です。
つまり、縄文ビトさんは「目指すべき社会モデルとしての土台を説明していない」ということです。
単に「消費税とか法人税増税というような部分から離れよう」という意見ならば【資本主義を何とか存続させようとする動きとも一致します。】という意見にはなりません。
以前には公的負担が必要と書いているとしても、今回の意見では、「税金という概念は捨て去ったところから新社会制度を構築しよう」という意味以外には「解釈できない」と思われますよ。
と、まあ、それはどうでも良いことです。
Kからすると、全ては「財源問題から考える必要がある」と思うのですが、税金を考えずに「それを、どのようにクリアするのでしょう?」
Kは十分に「資本主義的思考に毒されて、盲点が生じている可能性を持っているのでしょう」が、財源問題抜きに「社会造りが進む」とは思えません。
多分、この先、金融恐慌になり、一度日本経済はリセットされるでしょう。
その時は、新社会体制を構築するのには格好の機会です。
Kは相続税精算制度を導入し、その上で「自由主義の良いところと社会主義の良いところを取り入れて未来を築くべき」と思っていますが、それよりも良いアイデアは無いとも思っていません。
とりあえずは、縄文ビトさんの「思い描く社会像」を示して下さい。