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(回答先: Kさんは日本人労働者の事を考え私は外国人労働者の事も考えているという違いでしょ？ 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 10 月 12 日 17:44:53)
>ワヤクチャさん どうもです。
どうも、議論に負けないという結論だけが固定化されて「思考の柔軟性がゼロ」になっているようですね。
最近はストライキを打てる組合も少なくなりましたが、Ｋが就職する少し前まではストライキが結構行われていました。
生協という事業においては「基本的に経営者と従業員が同一」でしょうから、労働組合の闘争の本質が「分からない」のかもしれませんが、労働者の要求の第一は何時の時代も「賃金の値上げ（生きられる賃金の要求）」であり、これは「断交・ストに参加する全ての労働者の結束」を背景にして要求実現まで一歩も引かないという「鉄の団結」がなければ勝利は困難です。
郵政省時代の全逓は頑張った方ですが「事業に協力的な全郵政という組合組織」が出来てからはまともな闘争ができなくなり、最終的には御用組合のように成り下がってしまいました。
一時は全逓は「資本家よりも、全郵政との対立し、そこにエネルギーを費やしていました。」
「最低賃金値上げ闘争」を行う場合。参加労働者が鉄の意志を保持し、要求実現まではテコでも「資本家に協力をしない」という条件が整わなければ勝利は望めません。
資本家側は「個別の説得」「解雇するよという脅し」等の様々な手法で「団結の切り崩し」を行ってきます。
その時に「外国人労働者がいたら、たちまち切り崩されて、労働者側は敗北する」のが目に見えています。
外国人出稼ぎ労働者の受け入れが先では、手順前後で「絶対に労働者側の要求は実現出来ない」のです。
Ｋは、外国人労働者を排除して不当な不利益を与えても良いとは思っていません。
しかし、受け入れる前に「一定のルール」を設定して「条件整備を整えるべき」と主張しているのです。
その一定のルールというのは「日本労働者から見ても公平な競争において採用に納得が出来る」という公平性の担保です。
ワヤクチャさんは「日本の労働者が外国の労働者に比べ、怠惰だから外国人が採用される」と思い。主張されているようですが、前から書いていますが、日本で生活基盤の構築を行う日本人（長距離ランナー）と、短期に稼げるだけ稼げば良い外国人労働者（短距離ランナー）では最初から「公平性が保たれていない」というのがＫの主張です。
ワーキングプア問題の時に「複数の仕事を掛け持ちせざるを得ない労働者」も話題になりましたが、その企業の仕事に集中でき、節約生活なので「他に予定のない外国人労働者」と「勤務時間が終わったら、すぐさま別の職場にむかわざるを得ない日本人労働者」を比べ、単純に外国人労働者の方が努力家で勤勉と評価する事はできないでしょう。
上記は極端な例ですが、日本人には「様々な生活のための雑事がある」のですから、その企業で「今日は残業を頼むよ」といわれた時の「気軽に応じられる外国人」と「応じられない日本人」というのは「やる気・怠惰の差」ではなく「生活基盤の差」なのですよ。
短期的に見て、更に「企業の都合から見た場合」には、企業にとって外国人労働者の方が利になるという見方は成立しますが、長期的に見て「経験値」というものは長く勤めるほど「積まれる」という点までを考慮した場合には「その場の労働賃金のみに採用条件を求めるのは企業にとっても大きなリスクとなる」のでしょうが、そこまで考えている経営者は少なく、多くの経営者が「その場限りの刹那的利益を追求する」ので、どうにもなりませんが、外国人出稼ぎ労働者の低賃金という人件費コストに依存しているのは「将来に禍根も残る」でしょう。
農家などでは「後継者はどうするの？」と以前にも書きましたよね。
>【Kさんは日本人労働者の事を考え私は外国人労働者の事も考えているという違いでしょ？】
逆です。
ワヤクチャさんは「日本で働きたい外国人労働者の雇用を第一の優先項目に固定しているだけ」で「Ｋは、全ての人の将来（外国人労働者も含む）」を総合的に判断して、「ルール作りこそ重要（最優先項目）」としているのです。
単なる民族差別的な外国人排斥論ならば「国籍を問題にしたり」「関税を持ち出したり」するわけないでしょう。
>【日本人労働者は外国人労働者でもできる単純作業の取り合いを外国人労働者とするのではなく日本人労働者にしかできない仕事に就くように努力すべきです。】
前にも書きましたが、これこそが「差別意識」です。
何か、前の時は「職業の差別」をグダグダと説明されていましたが、国籍によって「職種を限定するという考え方が民族差別」という意味で「差別」と主張しています。
ともかく、Ｋとすると、ワヤクチャさんが「最低賃金の闘争をします」と主張しても「団結して頑張って、要求実現まで外国人労働者が応援してくれるという確約でも取れていて、そのように主張しているの？」との気持ちですが、そんな物は取れているはずがありませんよね。
それでは「交渉の時に労働力提供という項目しか有効な交渉手段を有しない労働者側は勝利できるわけがないのです。」
もしかするとワヤクチャさんは「労働者の組合の交渉時の武器」が何たるかを知らないのでしょうか？
それに「食料等に付いては日本の保護主義」を主張して、労働者については「保護は許さない」というのは、主義一貫性がありません。
どちらも「人が生きていく上では必要不可欠のもの」ですから、人の生命に直結しているという意味において「おなじ」なのですよ。
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