★阿修羅♪ > 雑談専用33 > 405.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 外国人労働者も労働組合に入ってもらって一緒に賃上げすればいいです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 10 月 09 日 12:40:18)
>【外国人労働者を排斥して賃金が上がる保障は何もありません。】
最近のワヤクチャさんは、この論法をよく使うが「保障はない(=確実な結果は予測出来ない)」のと、高い確率で「予測出来る事」を詭弁によって「誤魔化している」
逆に問おう
「もし、外国人を排斥したら、今の失業者が雇用される確立はゼロと言い切れるのか?」
多分、これをゼロと言い切れるのは「厚顔無恥な恥知らずだけ」であり、そんな人とは「議論するだけ無駄」であろう。
未来予測は困難であり、誰にも100%の確率の予測は出来ないのだが
「100%の因果関係が証明できないからといって、0%が正解(=不正解と証明されたわけではない)ではない」
これ、悪質な詭弁の一種である。
>【外国人労働者を排斥して同じ程度の低賃金で働く日本人がいなければ事業は撤退する可能性が大きいでしょう。儲からない仕事はしないのが資本主義です。】
資本家は事業を行わなければ「自分たちが失業したのと同じである」から、完全に撤退する方が「可能性は低い」と思われる。
これは、確率論の問題で「イメージ誘導」という手法である。
確かに【儲からない仕事はしないのが資本主義】ということは言えるだろう。
しかし、資本主義では「泳ぎ続けないと死んでしまうマグロと同じ」という面もある。
生存費用を稼ぎ続けなければ「自分だけではなく、家族やスタッフ(経営者なら仲間・ブレーンなどを抱えている)も路頭に迷わせる」ということになる。
これを「失業を選択したKがいうのは僭越でもある」のだが、自分の仕事を「割に合わない仕事」と思っても、スパッと「仕事を辞められる人」は、ほとんどいないだろう。
その状況を知りながら【【外国人労働者を排斥して同じ程度の低賃金で働く日本人がいなければ事業は撤退する可能性が大きいでしょう。】とは、なぜ恥ずかしげもなく主張できるものである。
>【外国人労働者と日本人労働者の間で椅子取り合戦をしているという考え方は現実的ではありません。】
ここは、マクロの視点からと、演繹法によって論破したと思っている箇所であるが、もう一点だけ視点を示しておこう。
景気というのは「国内流通通貨の総流通量」によって形成されるという部分が非常に大きい。
まあ、それほど単純でもないのだが、「外国人出稼ぎ労働者」が日本国から自国に送金・持ち帰りをしてしまえば「その分は流通通貨は減少するのだから、不景気になるのが理屈」である。
総流通量は「流通通貨量」に必ずしも比例するものではない。
二次流通・三次流通と流れ続けて「総流通量になる」ので、完全に比例するわけではないが「ブラックホール(=金の亡者)」と「海外にお金を持っていく人」はあきらかに、景気の敵である。