★阿修羅♪ > 雑談専用33 > 265.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
昨日、非常にタイムリーな出来事があったので、ご報告しておきます。
ウチの職場に、21歳の若い男子が入って来ました。
前は何の仕事してたの?と訊いたら「農業です」と。
なんで辞めたの?
「月収が15万円ぐらいしかないので、生活が苦しかった」
やはり、これが実態なんだなという思いを確信した。
3Kとは、「きつい」「きたない」「給料が安い」を表す。
この子は、せめて、給料が25万円程度あれば辞めたくはなかったと言っていた。
3Kではなく、2Kぐらいであれば、若者は辞めないのである。
日本の若者たちに対する誤解があまりにも多過ぎる。
このような事例を聞けば、民主党の農家への戸別所得保障政策は正解だと思う。
菅直人代表代行は、テレビで、常々、「一定量の農産物を生産した農家には、家庭を持って
子供を一人・二人、安心して産み育てられるような収入を保障することが大事だ」と述べている。
まったく持って、その通りだと思う。
今回は、すごくミクロな事例の紹介で、恐縮であるが、少なくとも現状の自民党農政の結果として
ひとりの優秀な若者が農業から離れてしまったことは、事実である。
わたしは、麻生太郎自民党新総裁には好感を持つ者のひとりだが、
トータルとしての現状の自公利権政治の打破には、力不足であると見ている。
当面の景気対策としての補正予算ぐらいしか、今のところ、大したことは言っていない。
数年前の小渕恵三、亀井静香の亡霊を見るようでもある。
国民の皆様におかれましては、一時の人気だけに惑わされるのではなく、
根本的に大きな変化を起こさせるためには、どのような投票行動をすれば良いのか?
冷静に戦略的に考えていただきたいのである。