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書いた者はそれで終わるのではなく、何らかの行動を起こすことが必要だと考えて
います。自分にできること、その範囲で自分なりに行動しています。
現在の世界経済情勢はユーロ圏のバブル崩壊を迎えようとしています。
ただ言える事はロシアもかっては旧ソ連の崩壊というかたちで共産圏に多大の影響を
与えました。
今回はそのときのようにアメリカを取り巻く資本主義圏に影響を与え、かってのよう
な共産主義圏には一部を除いてそれほどの影響は無いのではないかと考えています。
私の一方的な見方かも知れませんが、株安は資本主義圏には重大なことかも知れま
せんが、かっての共産主義圏では株の値下がりによる損失は自己責任で国家的には
あまり問題が無いのではないかと思えます。
数日前のNHKのテレビ番組で榊原 英資(さかきばら えいすけ)氏が日本はドル売り介入を行い円高に誘導し輸入価格を下げる政策を取るべきだと発言していましたが、私は間違えていると判断していました。なぜならアメリカを助けることはあってもアメリカを敵に廻す政策は取らないと判断したからです。それから何日か経っての新聞では3月頃の日・米・欧の秘密会談においてアメリカがドル安に見舞われたら日・欧が協調介入をしてドル安を防ぐという新聞記事でした。現在でもその状態は生きていると判断しています。
また今回のロシアとグルジア紛争ではドルは値上がりをしていません。本来なら有事のドル買いが起きるのですが、今回はそれがありません。ドルはそれだけ信認を失った証拠かも知れません。
ドルが信認を失いつつあり、次にユーロが信認されなくなったとき、原因はどこにあるのか。私の独断になってしまいますが国際的な合意も無く機軸通貨というかたちで世界通貨を発行してしまったことにあると考えます。
日本はゼロ金利政策というかたちで低金利が続いていることにより、世界的に円を持とうとしないことから通貨としては一番安定しているようです。これからはドルもユーロも発行しすぎから今後の情勢としては、黙っていても円に対しドル安、ユーロ安の状態が拡大してくるのではないかと思っています。