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(回答先: 究極の選択(アンケート) 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 5 月 11 日 17:10:31)
最大多数の最大幸福さん、ご無沙汰しております。
一人分を自分の子供に分配するというところまではすぐに選択できますね。
次は、自分と他人のどちらを選ぶか。
偽善者と呼ばれたくないので答えは言いません。
しかし、この「究極の選択」は現在の飢餓問題を考えるにあたり適切な問題設定だとは私は思いません。
最大多数の最大幸福さんとワヤクチャさんの議論の経緯を読んだ限りでは、
今回の問題設定で最大多数の最大幸福さんが導き出したい結論は、
日本の労働者を外国人労働者よりも優先するのは、人が自分の子供を他人よりも優先することが当然なのと同じくらい当然のことなのだ、
ということでしょう。
しかし、日本人であるというだけで、その人は自分の子供と同じくらい優先するに値するのか?というと、私は疑問に感じます。
日本人の多くは飢餓問題を云々する資格さえないと私は思うからです。
飽食の時代と言われます。食べ物を残すことにさほど抵抗を感じず、好き嫌いを言ってばかりいる日本人を私はよく見かけます。
そんな日本人と、本当に飢餓に苦しんでいる外国人、そのどちらを救うべきか?
そういうふうに問題を設定すれば、他人と「自分の子供」のどちらに食べ物を与えるかということに対する答えも、おのずと違ってきてしまいます。
出稼ぎ問題、非正規雇用・失業問題と、飢餓の問題を同じ土俵に乗せて議論すること自体にも、そもそも無理があります。