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(回答先: 資本主義はボーダーレスなんです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 5 月 10 日 22:47:57)
>ワヤクチャさん どうもです。
ワヤクチャさんが助かるとか、その外人さんが個人的に好きだというような感情は出来るだけ排除して考えて下さいね。
まずは、同じ「労働者同士で助け合う」のは「正しい道」です。
でも、それは「自分の働くべき範囲で働いていてこそ」でもあります。
その外人さんは「同じ国の外人さんを抜け駆けする形で、日本国に出稼ぎに来て、他人より優位に立とうとしている。」のは理解できませんか?
それでも「日本は裕福なのだから、外人さんにも富を分け与えても良い」というのは「正しい考え」かもしれません。
でも、それは、日本の労働者が全体的に裕福な状態ならばです。
残念ながら、日本の裕福は、ごく一部の限られた人だけのもので、労働者階級はワーキングプアで溢れているのです。
つまり、裕福な金持ちが「恵まれない外国人労働者に援助をする」なら良いのですが、労働力として利用するのなら「それを、労働者として後押しは出来ません。」
労働者全体という視点で考えた時、「恵まれない外国人」を受け入れて救うという視点は有っても良いのですが、それは日本の労働市場が正常な状況ならばです。
外国人労働者救済のために「日本人労働者が餓死」するのなら、マイナスの要素が高いことになります。
その外国人労働者は「現地で働いても生活は出来るでしょう。」
しかし、ワザワザ日本まで来て、日本でしか働き口が求められない労働者をあぶれさせ、餓死の危険を作り出しているのです。
さらに、本来なら、最低賃金を上げられる条件を外国人労働者が、低賃金で働いてしまうために駄目にしてしまっています。これによって、日本の全労働者がこうむる被害は甚大なものがあるでしょう。
ハッキリ言いますと「外国の人は、母国で働き、母国の労働運動を構築するべきなのです。」
それをしないで「他人の国に来て、労働市場を破壊しているのなら、それは労働者への裏切り行為」でしょう。
それは、利己主義なのです。
多少の利己主義は見逃しても良い場合もありますが、現状ではそんな余裕は日本の労働者階級にはありません。
これ、少し考えれば「分かること」でしょう。
一部の外国人のために日本人労働者が不利益をこうむって良いわけがないでしょう。
一時被害で「その人がよく働くから」という理由で「職を失う人」
二次被害で「日本の全ての労働者が、最低賃金のUP条件を失う」のです。
その人に働く場所はないから「仕方なく、日本に来ている」のとは少し違うのです。
その人は「自分の国で働く労働者に抜け駆けするように、日本に出稼ぎに来ている」のですよ。
よく考えて下さいね。