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私はかって阿修羅という掲示板で自分なりの方向性を見出したことから、
『暫時休業宣言』という書き込みで自分なりの勉強に入りました。
本日、今、何ヶ月か遅れましたが自分なりの最終原稿を出版社に送った
ところです。
私なりに言えることは現在の世界の思想体系はマルクスで止まっています。つまりマルクスを批判する側と。いぜんマルクスを信奉する側という二つの考え方しかないところから、本来の人間としての考え方が停滞していると見ています。つまりどちらにもついていけないという…
そこから昨今のサブプライム問題による、経済問題でのやりきれなさが暗雲となって世界を覆っているのが現状ではないかと考えています。
サブプライム、それは起こるべきして起こったもの。その原因は機軸通貨としてのドルを流通させているアメリカが、金融政策ですべてが解決できるという自惚れであり、傲慢さから、金本位制からの脱却をしたことに原因があると考えます。
ただ金本位制からの脱却がすべて悪いのではなく、そのことにより貨幣が投資マネーとして、最新設備(ロボット化)と共に後進国の労働を先進国並みに発展させた一面も見落としてはならないものといえます。
ただ悪く見れば安い労働力を求めて後進国に生産設備を移していった欲から出たものでしたが。
アメリカドルの金兌換の停止。いわゆる金本位制の脱却による機軸通貨として,大量に印刷してしまった紙幣が、この先どのように世界経済に影響していくのか。今までの歴史にない事態に現在遭遇しているわけです。言ってみれば人間の歴史が大きく変わろうとしているわけです。
このようなとき引退宣言をするのは歴史の証言者を自ら放棄してしまうことだといえます。