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本日、NHKラジオニュースで下記の事件を放送していた。
で、どうも「NHKオンライン」では見当たらないので時事通信の記事を引用しよう。
【近畿大を書類送検=残業代未払い、労基違反】
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008030600623
で、この事件では【元人事部長】も降格処分された上に「書類送検」されているのですが、本当に「人事部」に問題があったのか?と言う部分も考える必要がある。
無論、人事部長という肩書きを背負っているのだから「無実」とは言えないが、「問題の本質」は「組織のシステム機構」にあるのだろうとKは思う。
時事通信の方では触れられていないが「この不払い残業」NHKラジオではもう少し、詳しい事を放送していた。
どうも、被害総額は「一億円を超える」らしい。
労働組合も「容認していた。(残業時間の打ち切り)」という2点が時事通信では抜け落ちている。
結果的に
結局「組合」からではなく「内部告発」によって発覚したようである。
人事部長は「組合の協約(36協定)と、予算」の板挟みの中で、「10人中8〜9人は選択するという選択をした」のかもしれない。
簡単に言えば「地雷を踏んだ」という事であり、たまたま、いつかは「露呈する問題が露呈した時に責任を問われる役職にあった」と言う事だろう。
このような問題は「元から断たなければ駄目」なのである。
時代の流れの中、これ以降も「内部告発は増えてくる」だろう。
【いつかは露呈する問題は、遅かれ早かれ露呈する」のである。
問題は「露呈した時に、あなたは隠蔽側に位置するか?責任を負うべき役職にあるか?」である。
もしかしたら、あなたは「地雷を踏まないかもしれない」
しかし、隠蔽側に位置するなら「犯罪者と一蓮托生」であると言える。
あなたの職場で「過労死・過労自殺が出たのなら」
「声を上げなかった、あなたも加害者の中の一員」として同罪であろう。
他人事のように考えるべきではない「あなたも殺人者」側に位置しているのである。
自己嫌悪に責められる前に「勇気を持って、真実を内部告発した方が良い」
労働者の「勇気ある行動が、明日への未来を切り開く」のである。