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わたしは、Kさんが、よく書いている「自分に出来ないことを、他人に求めるのは、おかしい」ということに、
基本的に同意である。
もっとも、これは基本原則であるから、例外がないわけではないだろうが、基本的には、
この路線で、物事を考えるということだ。
借金の借り手に対して、異常に甘い態度を示される人が居るが、こういう人は、自分の預金を、
銀行が払い戻さなくても、甘い顔をしていられるという覚悟があっての発言なのだろうか?
もし、そうではないのなら、もろに「自分に出来ないことを、他人に求めるのは、おかしい」に抵触する。
銀行預金というのは、我々から見れば、銀行に対する「貸し金」であり、
銀行から見れば、我々からの借金である。
少なからず、銀行預金をしている者は、貸し手の視点も持たなければ、おかしいのである。
預金してもらう時だけ、大風呂敷を広げて、サンザン金を集めておきながら、いざ、預金を引き出そうとしたら、
なんじゃかんじゃ理由を付けて、払い戻さない銀行があったら、皆、烈火の如く、怒るだろう。
金融家の過酷な取立て行為も、このような背景があってのことなのだということを、理解しないといけない。
「カネ貸し」に対して、自分以上の倫理感を求めているのだということに気づいていただきたい。
わたしは、相続税100%だの、ベーシックインカムだの言っているが、
親から、そこそこの遺産相続を受けられる身でありながら、全額、納税する覚悟で言っているし、
所得税40〜50%ぐらいは、納税するつもりで言っている。
わたしは、貸し金(銀行預金)が、払い戻されなくても平気とは思えないから、
借り手(銀行)に対して、甘い態度でいられる自信がありません。
ましてや、知人に貸したカネが、なかなか返って来ないなんて事態になったら、
かなり厳しい態度を取ります。(それ以前に、貸さないでしょうけどね)
だから、「自分に出来ないことを、他人に求めるのは、おかしい」の基本原則に照らして、
消費者金融の関係者だけを、悪の権化とすることには、同意できないのだ。