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(回答先: 大阪府民の選択＝この国をぶっ潰したい＝ラディカルな大衆願望＝世直しは近い、かも（本文ナシ） 投稿者 tk 日時 2008 年 1 月 29 日 02:41:53)
「れんだいこ」さんのBBSに書いた拙稿の転載（加筆）ですが・・・
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さてさて先の大阪府知事選、何か予想通りの結果に終わりつまらないですが、先立つ911クーデター選挙、東京都知事選、参議院選挙に大阪府知事選と並べてみれば、ベクトルこそ違え大衆、それもこれまでは政治的意識が低いと思われていた若年層やワーキングプアなどがある一定の方向に一斉に流れていったという共通項があるといえるかもしれません。
このところの選挙結果を見て、この現象は何なのか・・・とぼんやり考えていたところ、一水会・鈴木邦男氏がこのような事書いているのを見つけました。
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http://kunyon.com/
2008/01/21 鈴木邦男
『ガロ』がキッカケで、ＡＫＩＲＡさん、雨宮さんに初めて出会った夜
（前略）
打ち上げで、ＡＫＩＲＡさんに話しかける。その時の話が又、凄い。ＡＫＩＲＡさんはこんな話をした。ニューヨーク、アテネ、マドリッド、アジア、中東など、世界各国を10年間も旅していたこと。ヒッチハイクの途中、ホモの黒人にフェラチオをさせられたこと。日本に帰って来てお金がなくて、電話帳にマヨネーズをかけて食べたこと。麻原彰晃とよく間違えられて、職務質問をされたこと。アンディ・ウォーホールに奨学金を貰っていたこと。…などなど。
そして言う。
「処凛ちゃん、現状に満足してる人は絶対乗れない、とんでもなく楽しいお祭りがこれから始まるよ」
一体、何だろうと思ったら、
「一揆だよ。革命が起こるんだよ！」
と予言する。
うーん、凄いね。ＡＫＩＲＡさんは。だって、このあと、実際に、「平成のええじゃないか」が何回か行われたし、フリーターなどが結集して、デモや集会をやることになる。雨宮さんは言っていた。「これは平成の百姓一揆だ！」「米よこせデモだ！」と。ＡＫＩＲＡさんの〈予言〉が的中したんだ。キリストに洗礼をほどこしたバプテスマのヨハネのような人なんだ。ＡＫＩＲＡさんは。この時は分からなかったが、今になるとそう思う。（後略）
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これを読むと上記各選挙の結果や、空想を逞しくすれば甲子園乱痴気野球やサッカーワールドカップの馬鹿騒ぎなどは、若年層やワーキングプアなどによるある種の百姓一揆やええじゃないかのようなものではないかとも思えるような気がします。ただ大問題なのは、一揆のベクトルがマスゴミの誘導するがままの方向にしか向かず、ただ単に暴徒が踊らされているにすぎないことでしょうか。こうなると、れんだいこさんではありませんが、まともなマスコミ再建が当面の課題ということになりそうです。
政治が空虚な言葉遊びに堕し、選挙は甲子園乱痴気野球同様のお祭りに化す。論理的・批判的思考を育ててこなかった戦後国語教育の敗北のように思えますが、曲がりなりにも20前後の青年が日本の未来を考えたという学生運動の衰退も大きかったのかもしれません。
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