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Kは以前より、医療崩壊に対し問題提起をしてきたつもりであるが、最近になって行政も本格的に問題を受け止めはじめた。
医療崩壊板に
【医療崩壊に乗じて得するのは誰?(西川クリニック) そのまんま西】
http://www.asyura2.com/07/iryo01/msg/370.html
また、不健康板には
【“いい人”ほど危険…追いたてられ症候群(ZAKZAK) そのまんま西】
http://www.asyura2.com/07/health13/msg/520.html
と言う記事が投稿された。
流石に、そのまんま西さん 選んでくる題材が秀逸である。
この2つは「日本に巣くっている病巣」の中でも最も問題がある物だろうと思う。
>【これまでは、私と同じような考えを持っていたとしても、その方々はあまり声高に主張することを避けてきました。また、主張したとしても、少数派の意見として大きく取り扱われることがありませんでした。取り上げるどころか、ちょっと口を開いたならば、徹底的に攻撃されて火だるまにされてきたのが現実です。】
これが、日本の「臭い物には蓋をしろ」体質である。
日本人は「生活の変化を嫌い・面倒を先送りしたがる」のである。
>【朝日新聞などは医師を叩きさえすれば発行部数が伸びると考えてか、実に偏向した報道で私たち医師いじめを繰り返してきたのです。】
>【彼らが目指したことは、国民に「医師は医学の研鑽などしておらず、徳のカケラもなく、仁術などとはかけ離れた金儲けだけを考えている悪者」というイメージを抱かせることです。
つまり国民と医療者を敵対させることで、本来は誤った国策、無責任な行政によって崩壊の道を進んでいく医療制度の根深い問題点に対する責任を医師に押し付けようとする、政府の片棒を一生懸命担いできたのです。そしてこの目論見は見事に成功してきました。】
ここを良く読み「理解」する必要がある。
医療制度の崩壊、福祉制度の崩壊、セーフティネットの崩壊を招いたのは「小さな政府論」というマスコミ誘導に踊らされ、税金等の負担は低い方が良いと騒いだ「庶民自身」でもあるのである。
社保庁の一部の悪しき慣行を持って「社保庁の解体」に賛成し
「将来の赤字を見越して、税金投入が懸念される」と郵政公社を民営化し
「一部の教職員が反抗的だという事で教育改革」に賛成したのは「間違いなく、庶民でもある」のである。
労働者の労働条件を守る運動(=社保庁の覚え書き)を同じ労働階級に位置する庶民が否定をする。
これが、何を意味しているのか?
「公務員」だとか何だとかは「全く関係ない」
労働階級の者が「裏から銃で撃った」という事が問題であり、自己中心的な「思考」によって結局は「自分で自分の首を絞めた」という事に「好い加減には気付けよ」と思う。
>【「きまじめ、オンオフの切替えがヘタ、人から頼まれたら嫌といえない性格、手抜きのできない完全主義者、モラリスト」。このような典型的な“いい人”は社会的評価が高く、仕事が増えるため、かえって悪循環に陥りやすいとか。】
これ、公務員の典型的なタイプである。
「人の不幸は我が身の幸せ」ともいうが、きまじめな者が過労死とか過労自殺とかしてしまったら、その穴埋めは「誰がする?」
誰も穴埋めをしないのなら「共同生活社会の生活水準が低下する」と言う事にならざるを得ない。
公務員をいじめたって「駄目」だとKは繰り返して主張しているが、分かろうとしない人の耳には届かず、今、医療崩壊は「蓋をしたのでは収まらない」という地点まで来た。
「人の庭は広く見える」かもしれないが、それなら、自分で「その場所に立つ」ようにすべきであり「広い庭だから狭くしろ」というのは「嫉妬」であり「卑しい考え」だろうと思う。
医者が羨ましいのなら、努力して「医者になれば良い」のであって、医者の足を引っ張って「引きずり下ろす」のでは、労働者階級には明日など来ない。
それだけではなく「医療崩壊」という事になり「庶民の生存権が危ぶまれる」のである。
その「人間の持っている弱点をマスコミ・政府に利用された」
その結果として「今の社会が存在する」のである。