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国際ホロコースト追悼記念日(1月27日)直前。 教皇庁が破門を撤回した司教の
ひとり 英国人のウィリアムソン司教が昨秋テレビのインタビューで「ナチスの
強制収容所で亡くなったユダヤ人は20─30万人にのぼるものの、ガス室で死んだ者は
ひとりもいない」などと主張していたことが発覚し、イスラエルのラビたちが
バチカンとの外交関係を絶つと伝えてきた最中、同じ会派の別の司教が「ガス室は
消毒に使われた」と発言したと伊紙が伝えています。
これまでの経過
伝統保守カトリック・ピオ10世会の司教がスウェーデンのTVでガス室否定発言、
ドイツで騒動に
http://www.asyura2.com/08/holocaust5/msg/165.html
投稿者 はちまき伍長 日時 2009 年 1 月 22 日
【NAZIonism勢力の「ホロコースト産業」増長を阻止する希望となるか】ローマ法王、
ホロコースト否定の司教破門を撤回
http://www.asyura2.com/08/holocaust5/msg/168.html
投稿者 passenger 日時 2009 年 1 月 27 日 18
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コリエレ・デラ・セーラ紙記事訳
ルフェーブル派”ガス室?消毒に使われた”(伊コリエレ紙)
’赦し’のあとの嵐。
イスラエルのラビ協会、ローマカトリック教会との首脳会談をキャンセル。
ルフェーブル派とショアー 新たな論争「ガス室? 消毒に使われた」
ドン・アブラーモヴィッツ(Abrahamowicz):ホロコーストの犠牲者数?二次的問題
ミラノ発:ルフェーブル派とホロコーストの論争は収束する気配もない。イスラエルの
ラビ協会は3月に予定されていたバチカンとの上級聖職者会談をキャンセル。この決定は
カトリック教会がルフェーブル派の司教、否定主義者のウィリアムソン司教を再びよび
入れたことに対する抗議のしるしであり、ピオ10世会がウィリアムソン司教の主張に
ついて謝罪したにもかかわらず下された。 一方、トレヴィーゾ(Treviso北イタリア
都市)トリビューンによるインタビューで、フロリアーノ・アブラーモヴィッツ司祭(*)は
ガス室に関して”唯一明らかなのは、それが消毒に使われたこと”と断言した。
ベネディクト16世から”赦しをうけた”4人の司教のひとり、ウィリアムソン司教が
インタビューでホロコーストを過小評価した後、別の否定主張が飛び出した。
ドン・アブラーモヴィッツの投げかけた理論とは、解放直後の”感動の渦”の中にいる
イスラエル人コミュニティのトップが裏づけを与えたショアーの犠牲者数は、”二次的
問題に過ぎません”。
反セミニズム
”カトリックのキリスト教徒が反セミニストになるなど不可能で、私自身に関しては
父方がユダヤ系です”。司祭の主張は続く。 ”専門的議論に走ったウィリアムソン
司教の軽率さが露呈してしまいました。かのインタビューではジャーナリストが特定
方面に向けているのが見てとれます。 しかしながらホロコーストのテーマは、犠牲者の
死因がガスなのか他の原因なのかを知ることに比べると、もっともっと高いレベルに
位置づけられていることを理解しなければなりません”。
2つのバージョン
ガス室とウィリアムソン司教の主張について、アブラーモヴィッツ司祭はこう述べる。
”ガス室は存在した。少なくとも消毒用途のものは存在しましたが、人を殺すためにも
使われたかどうかは知りません。私はその問題を掘り下げてはいませんので。
公式バージョンの他に、キャンプに最初に入った同盟軍の技術者たちの観察にもとづく
別のバージョンがあると聞いています”。
「ジェノサイドは常に誇張される」
トリビューンの記者が質問した。”あなたはホロコーストの犠牲者数に疑問をもって
いますか?”。 ”いいえ、数については疑問を持っていません。600万人以上かも
しれません。ラッツィンガー教皇(ベネディクト16世)は、理不尽な犠牲はたとえ
ひとりでも多すぎるとおっしゃっていて、つまりひとりも600万人も同じと言える
でしょう。ジェノサイドの本質を前にして犠牲者数を話し合っていても何も変わらない
のです。ジェノサイドは常に誇張されるものですし”。
”誇張?どのような意味で?” ”犠牲者数は、ドイツのユダヤ人コミュニティの
リーダーが解放された直後に英米軍に述べた数字です。意気込んで述べた数字ですが、
どうしてわかったのでしょうか? 犠牲者は宗教的理由で理不尽に殺されたというのが
彼にとって最も重要な問題でした。ホロコーストの悲劇の扱われ方は他のジェノサイド
に対して優位性をもたせているとの批判は可能でしょう”。
09年1月29日
*アブラーモヴィッツ司祭は、07年9月にランツァーゴ・ディ・シレアにおいて
北部同盟党首ウンベルト・ボッシ氏にミサを執り行った。
(kame注 ↑極右政党)