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「映画で描かれていることは真実」警察の組織的犯罪を描いた衝撃作とは…
[取材ニュース] 組織的に犯罪行為に手を染める警察官たちの日常を描いた「ポチの告白」が公開される。メガホンを撮ったのは、「心臓抜き」「GOTH」などの作品で知られる高橋玄監督。あえてこのような困難が予想されるテーマに挑んだ理由を聞いてみた。
「撮影にあたって、特に障害があるとは思っていませんでした。警察がこのような存在であることは直接体験で知っていたので、からかってやる対象ぐらいにしか思っていません。ですから、タブーであるこのようなテーマを描き、時間も長い(3時間15分)ので、積年の企画みたいなストーリーがあればカッコイイですが、実はそうではないのです(笑)。僕個人としては恐ろしくないですが、こういった社会状況は恐いですね」と至って平常心。実際、ロケ現場の確保からパトカーや制服といった小道具の使用まで、妨害のような事態は全く無かったそうだ。
クランクアップした2005年から公開まで4年も経ている点についても同様。「まず、長いのが理由です。派手な内容でもないですし。先に海外で売れていたこともあり、日本での公開はそのうち良いタイミングが来るだろうと思っていましたが、ちょうど『靖国』が公開され、同じ社会派作品ということでこの波に乗って公開しようということになりました」という話だ。
「踊る大捜査線」やテレビの「警察24時」などが警察の真実だと思っている人たちにはかなりショッキングな内容の本作。「この映画で描かれていることは真実です。これを見て嘘だと思った人は、インターネットや書籍を読んで調べて欲しい。映画人としては面白く見てもらえるように作ってありますが、こういうことは許されない! というメッセージは旗幟鮮明に打ち出して撮ったつもりです。ですからインパクトを受けた人は、自分の意識を変えて欲しいと思います」と語る高橋監督。私たちの生活に直接関わる問題に取り組んだ作品だけに、見逃すわけにはいかない力作だ。(取材・文・写真:平井景)
「ポチの告白」は、1月24日(土)より新宿K's cinemaにてロードショー。
■関連リンク
「ポチの告白」オフィシャルサイト
http://pochi-movie.com/
http://www.hollywood-ch.com/topics/09012307.html
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