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ノーベル賞受賞のPAUL KRUGMAN教授がWSJに書いたWall Street Voodooという記事には、Voodoo economicsやZombie BankとかZombie Savingsという言葉が効果的に使われている。
Wall Street Voodoo (Published: January 18, 2009)
今の政治や経済を見事に象徴するこの奇妙な言葉は、得体の知れない化け物の暗躍をズバリ指摘しており、似たような印象を過去に抱いたと感じた。そしたら、日本では光文社から二冊のゾンビを題名にしたベストセラーが出ていた。日本語の題名でなく英語の副題に注目すれば、一つはカナダ人のフルフォー記者の書いたさらば小泉 グッバイ・ゾンビーズ Say Good-bye to Zombies (光文社ペーパーバックス)であり、もう一つは藤原記者が書いた小泉純一郎と日本の病理 Koizumi's Zombie Politics である。
http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B8%80%E9%83%8E%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%97%85%E7%90%86-Koizumis-Zombie-Politics-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4334933688/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1203018384&sr=1-1
どうしてこの二冊の日本語の本とグルーマン教授の間に結びつきがあるかを調べたら、小泉純一郎と日本の病理 Koizumi's Zombie Politics には英語版が出ていて、八重洲ブックセンターを始めとして、有名書店の英語図書売り場で販売していることが分かった。
http://www.jref.com/forum/showthread.php?t=25819
しかも興味深いことに英語版のこの本はよく読まれているらしく、アマゾンの英語版サイトには大量の古本が出ていた。
Japan's Zombie Politics: A Tragedy in Four Parts。
参考になるのは結構この英文の本は海外で読まれているらしく、それに気づかないのは日本人だけではないのだろうかという感じがする。マスメディアの発達で下情報に国境がなく「悪事千里を走る」ということからして、げに恐ろしいことであると言えないだろうか。
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