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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811301541
【Technobahn 2008/11/30 15:41】毎日新聞が 11月19日付け朝刊で「吉原靖子さんが刺された事件の約6時間前に、インターネットの『フリー百科事典・ウィキペディア』に犯行を示唆する書き込みがあったことが分かった」と事実関係とは反する記事を掲載して、実際には事件報道後に事件内容をウィキペディアに書き込んだPopons(ウィキペディアでのハンドル名)さんを「暗殺」犯呼ばわりしていた問題に関連して、Poponsさんと毎日新聞が話し合いの場を持っていたことがウィキペディアに投稿されたPoponsさんらの記事(ノート)「2008年11月19日毎日新聞で報道されたWikipediaでの犯行予告報道について」により明らかとなった。 誤報の原因とはウィキペディアの記事はUTC(協定世界時)のタイムスタンプで表示されているのにも関わらず、毎日新聞が記事のタイムスタンプをJST(日本標準時)だと勘違いして記事にしてしまったというもの。 ノートによると誤報後、Poponsさんは事件とは一切関わりがないのは明らかであるにも関わらず警察による事情聴取の対象となり、勤め先を休む羽目に。更に、後日、毎日新聞社会部の担当者と面会を行い、誤報問題に関して公式な謝罪と補償を要求したが、毎日新聞社側は「毎日新聞は正義」と主張した上で謝罪に関しては「紙面で取り上げる可能性は有る」としてその場では保留に、また、補償に対しては「毎日新聞の誤報が無かったとしても私が警察に取り調べられる可能性は有るので、補償する必要は無い」との見解を示して拒絶したとしている。 この自分は正義なので裏も取らずに何を報道しても良い、と言わんばかりの毎日新聞の姿勢に対しては、ウィキペディア内でも大きな議論を呼ぶ状況となっている。 毎日新聞に関しては最近になってから事実とは反する内容の記事を連発する事態が発生。現在は朝日・読売・日経に続く準大手とは言え、かつては三大新聞の一つに数えられていた「知性派」新聞社の凋落ぶりは、幅広い方面からの波紋を呼んでいる。 |
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