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http://www.mynewsjapan.com/reports/937
読売新聞の新聞拡張員が住民を暴行する事件が、千葉県船橋市の郊外に広がる住宅街で起こった。はからずも01年の米国同時多発テロや、73年のチリの軍事クーデターが発生した日と同じである。被害にあった会社員の山崎清(仮名・33歳)さんは、
「わたしの場合は、読売の9・11に遭遇したということです。まさにテロですよ。これは」
と、話す。暴行事件からすでに1月を経ているが、いまだに怒りが沸騰している様子だ。
その日、夜の7時半ごろに山崎さんは雨のなか、買い物ぶくろを下げて自宅マンションに帰宅した。すると駐車場とマンションの建物を隔てるフェンスの前を、40歳ぐらいの男がうろうろしている。やがて男はフェンスの隙間をみつけ、そこから内側に入ろうとした。
後に分かったことだが、この男は新聞拡張団の団員だった。門を鍵で開けなければ建物は言うまでもなく、フェンスの内側にも入れないので、フェンスの切れ目から体を滑り込ませようとしたのだ。
路上に多量の洗剤を積んだ自転車が止めてあったので、山崎さんは新聞屋さんが集金に来たのかも知れないと考えた。山崎さんは、毎日新聞を購読している。そこで男に、
「毎日新聞の方ですか?」
と、声を掛けた。
「ちがうよ」
新聞屋さんでないのであれば、相手にする必要はないので、山崎さんは鍵で門を開けて、なかに入ろうとした。すると男は愛想のいい声で、
「新聞を取ってよ」
と、勧誘してきた。
「もう、すでに毎日新聞を購読していますから」
「サービスするからさあ・・」
サービスとは、洗剤などの景品を提供することである。一定の期間に限定して購読料を無料にすることもある。それが新聞拡販の当たり前の手口になっている。紙面の質よりも、景品をエサに勧誘することは周知の事実である。
「もう購読紙がありますから」
「毎日新聞との契約はいつまでなんだ」
言葉づかいが徐々に威圧的になってきたという。
「ずっとです」
山崎さんの場合、最初は3か月の契約を結んだが、その後、自動更新のかたちで毎日新聞の購読を続けていた。
「そんな契約はありえないだろ!ゥオー」
「なんで、あんたにプライベートなことまで教えなければいけないの?」
「なんだ、こいつ!」
男は声を張り上げた。
「あんた何新聞の勧誘員なんだ?どこの販売店から派遣されたの?」
男はなにも答えない。そこで山崎さんは、自転車に販売店名が書かれているかも知れないと考えて、洗剤を積んだ自転車に近づき、車体を調べ始めた。
と、男がいきなり山崎さんの膝を蹴り上げた。息をつく暇もなく、山崎さんに2発、3発と蹴りを入れた。靴底の泥が山崎さんのズボンを汚した。
「お前、逮捕されるぞ!」
「逮捕されても平気だ」
男は再び山崎さんを蹴り上げた。蹴りが次々と山崎さんの脚を直撃する。マンションの2階や3階から、住民の顔がのぞいていたので、山崎さんは警察を呼んでくれるように叫んだ。
そのうちマンションのはす向かいに住む男性が、自宅から飛び出してきて2人の間に割って入った。それでも男はがむしゃらに山崎さんに襲いかかってくるのだった。近所の人々もぞくぞくと路上に出てきて、2人を分けた。
やがて私服刑事が乗った車がやってきた。さらにパトカーが数台到着して、ようやく暴行は終息した。マンション前の駐車場や道路は人だかりができて騒然となっていた。
しかし、警察は男を現行犯で逮捕しなかった.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。
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