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(回答先: 日本のマスゴミを考える(ビデオニュース・ドットコム) 投稿者 近藤勇 日時 2008 年 7 月 14 日 14:42:37)
マル激トーク・オン・ディマンド 第380回(08年7月12日) メディア問題徹底討論(動画)
http://www.videonews.com/on-demand/371380/001348.php
マル激トーク・オン・ディマンドでは、マスメディアの構造的な問題について、これまで何度となく議論をしてきた。
まず、前半は、先月最高裁判決を受けたNHKの番組改編問題(女性戦犯法廷裁判)裁判で、原告となった戦犯法廷を主宰したNGO側の代理人であり、数々のメディア訴訟に
関わってきている日隅一雄弁護士をスタジオに招き、氏の近著『マスコミはなぜマスゴミと呼ばれるのか』の内容を引き合いに出しながら、メディアの現状とその背景を徹底討論した。
日隅氏によると、日本のメディアは1960年代に当時の田中角栄郵政大臣によって、全国紙、地方紙を含む新聞各社が、
テレビという免許事業を利権として握らされた段階で、根こそぎ権力に取り込まれる構造ができあがってしまったと言う。そして、
田中大臣がそのテレビを新聞と系列化させた上に、テレビの全国ネットを系列化させたことで、日本には多様な言論を担保するだけのメディアが生まれないようになってしまったと言うのだ。
また、いったん利権まみれになったメディアは、新聞の再販制度や特殊指定などの数々の法的な保護や特権をも利権として抱え込み、本来は権力をチェックする目的で組織された記者クラブまでもが、権力に取り入り、新規参入を排除するための利権ツールになってしまったと語る。
もともと日本のテレビは、他の先進国の多くが採用している独立行政委員会のような中立的な第三者機関ではなく、
総務省という政府機関の直接監理を受けている、世界でも珍しいほど政治の介入を受けやすい脆弱な立場にある。そのため、
特に政権交代がほとんど無い日本にあって、テレビが政治のオモチャになることは避けられない必然だった。そのテレビという政治のオモチャを
新聞が抱え込んだことで、日本のメディアは権力に対して総崩れ状態となった。日隅氏は「政権交代のない日本では」ではなく「だから日本では政権交代がないと見る方が妥当ではないか」と言う。
一方、後半は、長年テレビ報道の第一線で活躍し、このたびTBS報道局長からアメリカ総局長への転身が決まった金平茂紀氏に、そこまで酷評されるにいたったマスコミの内部で今なにが起きているのかを、問うた。
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