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私が泊まっている安宿でも、「NHKワールド」が見られる時代ですが、昨晩(3日)放送の「NHKニュースウォッチ9」はいったいなんなんでしょうか。
財政再建と増税に関して、自民党内から与謝野馨さんと中川秀直さんの二人が対談(別々のインタビューを構成)するという内容でしたが、なぜ、自民党内からしかゲストが呼ばれないのでしょうか。両氏は両極端な意見で関心を集めています。
ということは、財政再建の道筋は「その中間のどこかにある」はずで、言ってみれば、両者の意見はともに間違いであるはずです。
自民党税調と民主党税調の幹部が1人ずつ対談する形式にすべきでした。
これらを含めて、北海道洞爺湖サミットを直前にしたNHKの放送は常軌を逸したといっていいほどの自民党贔屓で、海外のケーブルテレビで見ると、「異常」にすら感じます。少し恐いですね。
今回のG8サミットにおいて、議題のひとつになるのは、その枠組み(スキーム)のあり方そのものです。
サミットの開催地は会員国の輪番ですが、次のサミットが8年後の2016年に日本に来る事はおそらくないでしょう。もちろん日本はサミットの一員であり続けるでしょうが、「G(グループ)」の後の数は増えていくでしょう。
これだけグローバリゼーションが進んだ世界でのG8のあり方について。先日の産経新聞の「サルコジ、ブラウンがG13を提唱へ」という報道は注目に値します。
地球温暖化(climate change)が最大議題になるということも確定的に放送しすぎです。欧州国の首脳のイニシアチブでブッシュを目の前にして「原油高騰」が議題になったり、「食糧難」で危機意識を共有する可能性は十分にあります。
こういった議題が総花的に散漫に出てくるだけで、3日間が終わってしまう可能性もなきにしもあらずです。
サミットはお祭りではありません。
ちなみに当地は7月4日、独立記念日(Fourth of July)ですが、量販店の安売り広告はにぎやかですが、花火と米軍内でのロックフェスティバルが予定されているぐらいで、「祝日でうれしい」という程度の感覚のようです。
NHK、民放は毎日がお祭りのような放送を続けていますが、よく疲れないですね。
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