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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu170.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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無料放送の地上波デジタル放送を暗号化して配信する意味はない。
B-CASカードなしに受信できない現在の体制は不必要である。
2008年6月30日 月曜日
◆ダビング10対応、メーカーで格差 品番などサイトで確認を 6月29日 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000041-san-ind
現在は1回しかできないデジタル放送のコピーが10回までできるようになる「ダビング10」が7月4日午前4時に始まる。消費者の利便性は高まりそうだが、3年以上前に買った録画再生機(レコーダー)は対応していないうえ、製品の対応状況はメーカーによって時期にばらつきがあるのが実態だ。
ダビング10の対象となる機器は、ハードディスク駆動装置(HDD)内蔵のDVDレコーダーと新世代DVDレコーダーのほか、HDD内蔵型テレビ、デジタル放送のチューナー(受信装置)を持つパソコン。現在、店頭に並ぶレコーダーは大半がダビング10対応となっている。
以前に買った機器がダビング10に対応しているかは、メーカーが自社サイトで品番を含めて詳しく告知しており、サイトを確認するのが近道だ。メーカーによってダビング10に対応している機器の発売時期がまちまちなので「同時期に買った知人のレコーダーが対応していたから自分の機器も大丈夫」などの早合点は禁物だ。
もし対応以前の機器を持っている人がダビング10を利用したいと思えば、新たな機器の購入が必要になる。
ソフトの更新は放送を通じて流れてくる信号が自動的にしてくれるため、ユーザーに手間はかからない。ただ、ソフト更新の信号配信が始まる日時はメーカーによって異なり、配信の終了時期も異なる見通しなので、長期に不在にしたために更新できず、複数回のダビングできないままというケースもあるかもしれない。各社のサイトなどで確認することが必要だ。
ソフト変更を終えた機器は、HDDに記録した番組をDVDなどのメディア(記録媒体)に9回コピーができる。最後の1回分をメディアに移動(ムーブ)するとHDD内の映像データは消えてしまう仕組みだ。
◆地デジ移行とB-CAS利用に見る家電・放送業界の巨大利権を見る 2007年12月18日 デジタルタウン
http://nextxp.net/archives/2007/12/bcas.html
電波は誰のものか -民間利権と国民
放送電波は国家の財産である。その証拠として放送事業者はすべて総務省の認可を受けそれを実施しなくてはならない。
しかし今この構図は実質的に変わってしまった。放送電波は確かに総務省が与えるものであるが、実効支配しているのはほかでもない「B-CAS社」となっているのである。放送電波はすべて暗号化されており、これを復号するのはB-CAS社が所有権を持つB-CASカードの役割である(なんとびっくり、B-CASカードは購入者のものではなくB-CAS社のものである)。逆にいえば、B-CAS社は特定の家庭にだけ特別な放送をしたり、あるいは放送を行わないことが可能である。つまり、我々の電波をB-CAS社は思いのままに操ることができるのだ。思想統制をしようと思えばいつでも出来てしまう。
またB-CASカードはユーザー登録しないと有効化されない仕組みとなっていることから、我々の個人情報をも握っていることがわかる。国民の多くがテレビを視聴していることを考えれば、そのデーターベースは大変膨大なものとなる。この個人情報がどこで何のために用いられているのか、B-CAS社は何も公開していない。
さて、ここで「B-CAS社」とは何者なのかを考えてみよう。「社」とつくのだから民間企業であることは容易に想像できるだろうが、ではこの会社と国とのかかわりはあるのだろうか? 放送電波を牛耳る企業なのだから当然あるだろう、と思うのが普通なのだが、じつはこの「B-CAS社」は国とは何の関連もない一民間企業なのである。
つまり日本の放送電波は一民間企業であるB-CAS社に牛耳られているというのが現状なのだ。そもそもこのB-CAS社自体がキー局とメーカーの都合で作られた企業であり、総務省はその設立に関して関与はしているものの主導権を握っているわけではない。国民の知らぬ間に電波はB-CAS社に乗っ取られていたのだ。
また、B-CAS社は膨大な個人情報を操り国家の重要な資産である放送電波をも握っているのにもかかわらずその素性をほとんど公開していない。その情報秘密主義は2006年まで会社所在地をも公表していなかったほどである。また彼らが「B-CASカード」を各メーカーに配布することで手に入る莫大な収入や放送業者から入るライセンス料は現在に至るまで一切明らかにされておらず、彼らの「利権」はいまだに全貌がつかめない状態である。また、B-CAS社には各放送局が資本参画しておりまたその性格が「放送局を守る」というものであるため放送局はB-CAS社に対する批判報道を行わない。公務員の天下りが大変な問題となっているが、B-CASをめぐる放送局自体の莫大な利権は一切報道されることがない。つまりそもそも問題として提起されない。
なお、B-CAS社の筆頭株主は日本放送協会である。そして日本放送協会は国民の支払う受信料収入によって経営されている。我々が半強制的に支払わされた受信料を使用して彼らは私たちの首を絞めているのだ。私たちは私たち自身の首を間接的に絞めている。
そもそも無料放送しかない地上波デジタル放送を暗号化して配信する意味はない。したがって地上波デジタル放送がB-CASカードなしに受信できない現在の体制は不必要であるとしか言いようがない。地デジ視聴のためにB-CAS使用を求められる現在の仕様は完全に彼らの利権保護が目的であるのではないか。
(反響があれば)後半に続く。ワンセグ放送普及に見る「地デジ」の問題点、フリーオの登場などにふれる予定。
(私のコメント)
B−CASカードとよく似たものでタスポというものがありますが、タスポが明日から東京でも導入される。青少年のタバコの喫煙を防止させるという触れ込みなのですが、これも利権がらみの動きだろう。中央官庁の役人が天下り先団体を作るために導入したとしか思えない。タスポを何百万枚も発行するのだから当然管理団体が必要になる。その管理団体に役人が天下るわけです。
B−CASカードも同じでありますが大義名分がない。いったい何の為にB−CASカードを作ったのだろう。地上デジタル放送が有料テレビならカードが無いと見れないと言う仕組みもあるだろう。しかし地上デジタル放送はNHKを除いて無料放送だ。つまりNHKの為にカードは作られたものらしい。
ならばB−CASカードとは言わないでNHKカードと言えばいいと思う。カードが無いとNHKの放送が見えないというシステムは考えられるが、テレビを作っているメーカーは大迷惑だろう。暗号でもって放送電波を暗号化して管理センターに登録しないと見れないシステムになっている。
他の民放は無料放送なのだからNHKの放送電波だけ暗号化してB−CASカードで見られるようにすればいいのではないかと思う。しかしそれではNHKを見ない人が大量に出るから民放まで暗号化してしまったのだろう。
テレビ放送のデジタル化は世界でも行なわれているのですが、チューナーさえあれば見ることが出来るが、日本の場合はB−CASカードがないと画面に余計なメッセージが出てくる。しかもB−CASカードは有料で2000円もする。しかもテレビやデッキごとに一枚だから私の場合はカードを6枚も持っている。
もともと電波は国家のものであり放送局は無料で電波を占有して放送している。だから放送自体には無料で放送すべきなのですが、B−CASカードがないと見れないというのは放送電波の独占になる。だから独占禁止法にも触れる問題だと思うのですが役人が考えたシステムだから違法ではないのだろう。
私はHDDレコーダーを何台も持っているのですが、古いタイプなのでダビング10の対象外でどれも利用できない。なぜHDDレコーダーがこれだけ増えてしまったのかというと、地デジもBSデジタルも大変HDDの容量を食ってしまうからレコーダーが満杯になると新しいのを買って録画する事になる。
最近はブルーレイが出来たからそれに録画できるようになったが、高画質で保存するにはHDDに置いて置くしか他に方法がなかったからだ。だからREC−POTにムーブして見る様にしていたのですが、REC−POTは高すぎる。HDレコーダーのほうが安いくらいだ。
アナログ放送の時もDVDに録画して保存していたのですが、100枚以上にもなると管理が面倒になり、見たいものを探し出してプレーヤーにセットするのは面倒でだんだん見なくなってしまった。やはりHDDレコ−ダーに入っているものを見てしまう。だから大容量のサーバーに保存してリモコン一つで見るように出来るのが一番いい。
アナログのテレビ放送番組はDMR−1000というレコーダーで外付けHDDを交換しながら見ることが出来るようにしたのですが、デジタル放送はコピーワンスとCPRMでガチガチに規制されてしまってどうする事も出来ない。一部の日立や東芝のテレビでHDDやLANーHDDを増設できるものがあるが非常に高い。
ブルーレイレコーダーも今は10万円以上もするから今は買う気になれない。ブルーレイディスクも今は1枚1000円前後もするから不経済だ。産経新聞の記事にあるように7月4日からダビング10が始まりますが私には関係がない。
先月からパソコン用の地デジチューナーが発売されたのでそれを買おうとしたのですが、録画したパソコンでしか見ることが出来ない。これもコピーガードでガチガチに固められてしまっているからリッピングも難しいようだ。ネットや雑誌などには様々なコピーガード破りの方法が出ていますが、これも非常に費用がかかるものだ。
私もパソコンを利用したBS・地デジ用サーバーシステムを構築しているのですが、これも多くの機器を買い揃えないと出来ないので出費が激しい。この為にコピーワンスやCPRMやコピーガードがかけられているのかと思うほどだ。録画したパソコンでしか見ることが出来ないのだからパソコンが壊れたり買い換えたりしたら録画したものは全部パーになる。
だから当面はREC−POTに録画したものを消しながら新しい番組を入れ代えて使っていますが、パソコンでH264などに圧縮変換すればHDDも節約できる。さらにメディアプレーヤーを使えばLANシステムで大画面液晶テレビでパソコンのサーバー内の動画も楽しめる事ができる。ソニーのPS3もLANで繋いでメディアプレーヤーに使えそうですが、パソコンマニアでないと使えないだろう。
結局はこのような規制がデジタル放送を非常に使いにくいものにしており、HDDレコーダーも大画面液晶テレビもあまり売れていいないようだ。都内で見ても地デジのアンテナを見かけることは少ない。BSアンテナもマンションでも10軒に1軒ぐらいしか付いていない。2011年にはアナログ放送は廃止になるが、地デジをこんなに使いにくいものにしては普及するはずがない。
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