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れんだいこのカンテラ時評402 れんだいこ 2008/05/15 21:53
【ジャスラック理事長の居直りの弁を許すな】
2008.5.14日、楽著作権協会(JASRAC)の加藤理事長は、この日の定例記者会見で、去る4.23日に公正取引委員会から独占禁止法違反の疑いで初めてのは立ち入り検査を受けたことについて次のように述べた。れんだいこがこれにコメントしておく。
(「JASRAC理事長、公取委の立ち入り検査『どこが問題なのかとびっくり』」
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba000014052008
その他参照)
加藤理事長は、概要「具体的な疑義の理由がわからない。公式な見解は調査結果が出ないとコメントできない。調査には全面的に協力する」としながらも、問題視されている著作権料の包括許諾契約については概要「いきなり来られてびっくりした。包括契約はそもそも放送事業者の要望で始めた仕組み。どこが問題なのかという気持ちが強い。30年も続いている仕組み。利用者ニーズに対応したものだ」と存在意義を訴えた。
加藤理事長の弁か記者の解説か分からないが次のように報道されている。JASRACには1曲ずつ使用料を許諾する仕組みもあるが、利用曲数の多い放送局やラジオ局などがすべての利用状況を把握することは困難。JASRACは利用楽曲を自動的にカウントするシステムの開発にも取り組んでいるが、導入のメドは立っていない。「(加藤理事長は)ユーザーにとっても便利な仕組みという自負がある。楽曲を自由に使えるのは音楽文化の多様性を担保しているとも言える」と理解を求めた。
関心のない方にはどうでも良い記事のように思えようがさにあらず。ジャスラック著作権理論は、現代強権派著作権論の急先鋒で、この連中が世の中を次第に住みにくくしている張本人であり、傍観は許されない。最近「讃岐うどん」の商標登録が話題になったが、世の中隙があるところ何でもゼニの対象にしようとしており煩くてかなわん。
それはともかく、れんだいこは、ジャスラックのふてぶてしいウソの塊のような弁を許さない。「包括契約はそもそも放送事業者の要望で始めた仕組み」と云うのなら、30年前の包括契約の証拠を示して見よ。「利用者ニーズに対応」というのも馬鹿らしい。「利権ニーズ」だろうが。
後段の「JASRACには1曲ずつ使用料を許諾する仕組みもあるが」もウソウソしい。1曲使用料をスナック等の場合、最低一曲90円制にしているが、放送局にこれを当てはめ計算すると天文学的な金額になるだろうが。「利用曲数の多い放送局やラジオ局などがすべての利用状況を把握することは困難」と云うのなら、徴収できないとすべきではなかろうか。著作権侵犯の推定見込みという法理の方がオカシかろうが。それと、放送局が音楽流してどこが著作権侵犯なんだ。無料で広告宣伝してくれているようなものだろうが。
「JASRACは利用楽曲を自動的にカウントするシステムの開発にも取り組んでいるが、導入のメドは立っていない」と云うのなら、その間は対価料など課金できないとすべきだろうが。アイデア段階のものを無理矢理課金して、放送局は強い権力持っているからまだしも相対的に弱いスナック、カラオケ店に皺寄せして、裁判攻めで脅したり経営者を逮捕させてイジメているのだろうが。歩合給バイトを雇い、取立てに向かわせているのだろうが。
そうやって取り立てた著作権料の経理公開、分配公開していないだろうが。さじ加減で利権族がウマウマしているのだろうが。理事長他理事や評議員の高給とバカ高退職金に使われているのだろうが。違うというのなら、それも公開してみ。
手前達は今まで好き放題してきたのに、公取に立ち入りされたとなるやビクついているとはザマが無かろう。それにしてもお得意のウソで塗り固めて居直るところがジャスラックらしいや。これを機会に、ジャスラックの生態をとことん知ってもらうが良かろう。
2008.5.15日 れんだいこ拝
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れんだいこ 人生学院
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/jinsei/
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