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Re: 聖火リレー:留学生動員「中国大使館が関与」は国家動員である 
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投稿者 怪傑ゼロ 日時 2008 年 5 月 02 日 12:50:49: Wmm/PVcgalDww
 

(回答先: Re: 聖火リレー:留学生動員「中国大使館が関与」は国家動員である  投稿者 怪傑ゼロ 日時 2008 年 5 月 02 日 07:03:45)

市民等が得意にするは削除し,自民党が得意にする

2008年04月28日
チベッ○問題の裏にあるかも知れないこと [ 中国社会事情 ]
(一気に書くので、読みづらかったら
すみません)

長野に行かれた皆さん、お疲れ様でした。
ネットでしか拝見できませんでしたが、
皆さんの雄姿、しかと目に焼き付けましたよ。
行けなくてすみませんでした。

国策動員された中国人と比較して
「日本人集まり悪っ!」
と嘆かなくていいですよ。

私の地元でも反仏デモが小規模ながらあった
ようですが、友人いわく
「日給30元だった」
そうですから(笑)

手弁当でも自由意志で集まる日本人と
自由に動けず、またお金がなきゃ動かない
中国人と比較しても
せん無い事です。

それより、一般の日本人が数百人でも動いた
ことをウェルカムしたい気分です。

時代が動いてますね。
マスコミを妄信し、嘆くばかりで国を売って平気な
老人たちがもうすぐ表舞台を去ります。
ネットの申し子たちが社会の中枢を握るのはまもなく
です。

変わるでしょう、日本は。
そう勇気がわく長野の模様でした。


さて、今回世界中で巻き起こる「赤い集団デモ」に
恐れをなした日本人も多かったことでしょう。
確かに中国人は分母が大きいですから、いざとなったら
数の論理できますね。これはもう常套手段です。


しかし中国は常に「建前」をもって動く国です。
日本人を「本音と建前を使い分ける民族」と中国人は
称しますがいやいや、中国ほど、中国人ほど建前
だらけの国や人はありません。

となれば、今回の聖火リレーもそれへの応援動員も、
反フランスデモもすべて「裏がある」と思って
いいわけです。

人間と言うのは面白いもので、隠したいものがあれば
あるほど表向きの動きは活発に派手になるものです。

あれだけの大量動員をして、愛国心を煽って、
フランスへの反発を見逃しもしてでも隠したいものが
あるから、そうなってるんですよ。

何でしょう?
勝手な私の予測ですけどね、今日は大サービス、
断言しちゃいましょう(笑)。

「中国経済の終わりの予兆」です。


そう、08年、中国は後に振り返ったら「あそこから
始まったよな」という崩壊の道を歩き始めたと思います。
数々の事件、ニュース、生活実感、中国人の言動、政府の
態度から、そうであるとしか私には結論付けられないです。


上海&シンセンA株の暴落は皆さんご存知でしょう。
06年〜07年のわずか一年半で6倍にもなった
株価指数。これがわずか半年で半分に落ちました。


この上昇スピード、下落スピードいずれも
バブル&バブル崩壊の典型的な姿です。
これがバブル崩壊でないとしたら、中国政府が必死に
買い支えているか、素人同然の株民達が追い銭して
いるだけのこと。
少し「終わりの到来」を遅らせられるだけで
根治はしません。


去年の爆上げ時、周囲の中国人たちはやたらめったら
買い足してました。新規参入もゴロゴロ。
まさに踊ってました。

私は注意したんです。
「日本だってバブル時、5年かけて6倍くらいになった。
中国はたった一年半で6倍。この勢いはかなり危険、近々
絶対にはじける。もう買うな」と。

誰も聞きやしません。
買わない私を小気(ケチ)扱いすらしました(笑)
ま、ケチだし臆病者ですけどね、実際。

そして今、みんな顔面蒼白です。
「言うことを聞けばよかった」といまさら言ったって
遅いですってば。

株バブル崩壊は疑いようがない感じですね。
このまま多少の乱高下をするでしょうが、着実に
下がっていくでしょう。
そもそもの適正価格に戻るという意味では健全化する
ともいえますけどね。

しかしもちろん、去年の爆上げだけから「はじける」
と言っていたわけではありません。

最大の理由は「物価高」です。


物価高を何より、政府役人たちは恐れてます。
民が食べられないという現実が、そこには含まれるからです。
史実以来何よりも「民を飢えさせないこと」を至上命題に
してきた中国政府が、お手上げ状態となっている昨今の
物価高。

それが、去年春ごろから激しくなってきました。
もはや手のつけようがないほど、物価が上がりまくり、
私ごときでも「やばいんじゃ、、」と解るくらいに
迫ってきました。

食品はもちろんのこと、家賃、光熱費、すべてが
株価まではいきませんが、急上昇しました。
今もこれは継続中です。

こういうものは、沿岸大都市部を見ていても解りません。
地方都市にこそ、その歪が最も現れるのです。

地方の平均年収は未だに大都市部の半分、それ以下に抑えられて
います。おまけに、急激な物価高によって給与は抑えられ、全く
あがっていません。
ところが物価の上昇スピードは地方のほうが激しいのです。
(統計局の数字からも、生活実感からも)

上海や北京の大都市は、流通を調整することで価格の安定化が
図れます。
しかし、地方はその調整が事実上利いてません。
沿岸大都市部に食料を流すことで、足りないものまで
出てきてますし、外資の進出が少なく儲ける機会がすくない
地方都市の住民は、この物価高をチャンスとばかりに、
すさまじい便乗値上げに走ってます。

まさにカオス状態。
まともな商売をする商人や労働者の生活がどんどん困窮し、
持てるものと持たざる者の差がよりいっそう際立ち始めました。
そして、地方においては持てる者は圧倒的に共産党幹部
なのです。

大卒者の失業率も危険水域に突入しました。
大本営発表では3割ほどが就職できない、とありますが
とんでもない。
地方においては、5割とも6割ともうわさされるほどです。

7月が大学の卒業月ですが、今年は全国で550万人とも
言われる大卒者が生まれます。
これに昨年からの就職浪人150万人が加わって、約700
万人の新卒者が職を求めるわけです。

700万人分のホワイトカラー職、いったいどこの国が
用意できますか?

それに
一流大学は沿岸大都市部に集められ、地方は二流三流大学ばかり。
一流大学を出て就職できない者が、地方に流れてきて地方大学
出身者を押しやってしまってます。

彼らは、莫大な学費をはらってやっとエリートの仲間入りをした
と思ったら、卒業後すぐに失業者になってしまうのです。
ちなみにもちろん、全国で地域による学費の差はほぼありません
(学部による差はある)
それなのに、初任給も地方では沿岸大都市部の半分以下、生活費は
もはやイーブンか割高、失業率もやたら高い、、、、

彼らの不満は凄まじいです。気の毒です。
一時政府は「若者が職を選り好みするからだ」と責任転嫁してましたが、
もはやそんなレベルではない。

私は彼らを「新貧困層」と名づけてます。
地元出身者ではなく、地方出身で遠隔地の大学に進んだ子達が
主な構成員です。
学費と言う借金を背負い、親の期待を背負い、田舎にかえるに帰れず、
親元で暮らせないから安月給が響き、物価高が殊更堪える、、、、

こういう若者が、各地方都市部に数百万人、もしかすると
一千万人超いるということです。
大卒者の7割が就職できるが、うち4割が初任給千元以下、という
大本営発表が本当ならば、新貧困層は凄まじい数に
膨れ上がっているはずです。

農民暴動は抑えられても、都市部住民の不満は政権をひっくり返す
恐れのあるものです。
学はあっても資産もチャンスも無い、そういう若者の存在は
一触即発の危険をはらむものです。

もはや、中国社会の矛盾はパンパンに膨らんでるんです。
これを必死に隠すための
オリンピック宣伝」であり、「国民の団結デモ」であり、
愛国運動だと私は予想します。

チベッ○についてもそうです。
実は、チベット維持と開発に莫大なお金をつぎ込んでいる政府は、
一般漢民族からの批判を何より恐れてます。
我々は物価も高く、給与も上がらず、生活が苦しいのに
何無駄金使ってんだ、ってなね。

だから必死に「愛国」を煽るんです。
統一を煽るんです。
暗に「我慢してくれ」と言ってるんです。
逆に言えば、愛国心がなく、我慢も出来ず、
統一もしてないからこそ。


株に投資している人なんてそこそこ「持てる者」ですから
二の次三の次、まずは圧倒的多数の
庶民の生活を安定させることが目標なんでしょうね。
私が治世者なら、確実にそうします。
独裁であるが故に、中国は国内世論を非常に恐れて
ますから。


持てるものの資産が目減りすることは容認する、という
動くになることと思います、今後。

となったら、政府はインフレ抑制の為に他を犠牲にすることも
厭わなくなるでしょう。
いや、株バブルは意図的に政府が崩壊させた可能性
さえありますよ。
次は不動産バブル崩壊を意図的にさせるかも知れません。

もちろん、おそらく元高も誘導するでしょう。
これ以上為替介入してインフレ圧力が高まることは、
是が非でも抑えたいはずです。
元高誘導により外資は逃げ、輸出企業の業績も悪化するでしょうが、
これはいずれ訪れる結果ですしね。早いか遅いかの差だけ。

技術もなく、外資頼みの輸出依存型発展は、どこかで内需依存&
技術革新せねば生き残れないのは歴史の真実。
その準備には時間がかかるので、ゆっくりと発展しなければならなかった
のに中国は急ぎすぎてしまいました。
ブレーキの壊れた暴走列車は、壁に激突しなければ停まれない、と
度々私が言っていたのはこれを予想していたからです。

ただ中国政府は「いかに傷を浅くして経済を軟着陸させるか」
を強かに考えているはずです。
もしかすると、中国政府は今のうちに一度バブルをはじけさせ、
リスタートできる可能性を図ろう、という魂胆なのかも知れませんね。


オリンピック前に一度落ち目になり、オリンピックで少し持ち直し、
上海万博まで何とか維持して万博で最後の花火をあげる。
その間に結果が変わる可能性を待つ、というようなね。

もちろん、以上は私の勝手な予想です。
しかも「中国政府が市場をコントロールできている」
という前提でのね。

もっと悲惨な予想もあります。
もうコントロール不可能、自然にバブル崩壊になってしまった、
もう調整不可能で突っ走る、というようなね。

まあどちらでもいいんです。
ともあれ、中国経済は確実に失速状態に入りました。
表向きの動きは色々と画策するでしょうが、数字のトリック
が今まで以上に暗躍することでしょう。

まあ貧困省の一つにいるからこその、生活実感でもありますがね。
もしかすると、上海や北京は切り離してでも発展を続ける
意気込みなのかも知れませんね。そこは希望的観測です。

今、中国経済の近未来を楽観し、警戒を呼びかけない
数多の経済評論家、商売人、政治家、マスコミ、
すべてまとめて「ダウト!」と見なしていいでしょう。
なんか魂胆があるんじゃないですか?(笑)

以下は、いんちきコンサルっぽく。

進出企業の方には、これから2〜3年は新たな投資
を控えるよう薦めます。進出を考えている企業も
様子を見てください。
特に中小企業さん、焦らないでください。
特に、コスト安を求めての早計な内陸部進出はご法度です。

内陸部はこれから遅れてきた不動産バブル真っ盛りとなります。
しかも、地方政府や経済の特徴上、
調整不可能な状態に陥る可能性が高いと見てます。

外国からの投資は確実に減ってます。
数字上変わらないように見えても、実際は税金が安い香港経由
での中国企業の投資を「外資」と換算してたりしますから、
注意が必要です。

中国はしばらく、様子見すべき状態に入ってます。
今現在の早急な動きは、高づかみ、です。
ゆっくり中国の行く末を見守りつつ、代用地を探しつつ、
しばし日本でがんばって、体力を養ってください。


そして日本は、中国バブル崩壊のあおりを受けずに済む
策を絞りに絞ってください。

戦略的にいかねば、日本も沈没しますよ。

なにしろ図体が大きい船ですから、沈没するときは
周囲の小型船は距離を保ってないと、渦に巻き込まれ
ますから。

最終更新日 2008年04月28日 23時44分12秒

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