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東京の映画館が、「靖国」上映を中止〜マスメディアはこの国の表現の自由が封殺されるのを見過ごすのか!
メディア(知るための手段のあり方) / 2008-03-19 02:20:37
気づいたら、何でもない映画までも上映できない事態になっていた。国会議員が一般公開に先立って試写をさせた映画「靖国」について、都内の映画館が上映を取りやめたという(※1)。
この映画は、靖国神社をテーマにしたものだが、過激なものでない。実際に試写を見た議員の評価の評価も決して一方的なものではない。
朝日新聞によると、【自民党の島村宜伸衆院議員は「一貫したストーリーを見せるというよりは、様々な場面をつなげた映画。自虐的な歴史観に観客を無理やり引っ張り込むものではなかった」とした。また、民主党の横光克彦衆院議員は「戦争の悲惨さを考えさせる映画だが、むしろ靖国賛美6割、批判4割という印象を受けた」と話した】(※2)という程度だ。
それにもかかわらず、映画館側は、上映を中止。その理由について、【「(上映作品の)編成の調整がつかなくなった」としながら、「色々と話題になっている作品。問題が起きればビルの他のテナントの方への影響や迷惑もある。総合的判断」と話した】(※1)らしい。
先日、日教組の集会をいったん、受け付けたホテルが急遽貸し出しを中止した事件があったばかりだが、それに先立ち、つくばみらい市主催で1月20日に予定されていた平川和子さん(東京フェミニストセラピーセンター所長)の「ドメスティックバイオレンス(DV)」をテーマにした男女共同参画講演会(タイトル「自分さえガマンすればいいの?―DV被害実態の理解と支援の実際」)が、直前の1月16日になって、市によって中止を決定されるという事件もあった。
暴力的脅しで言論を封じ込めようとする風潮が広がることは恐ろしいことだ。
自衛隊官舎ビラまき逮捕(2003年4月)、マンション政党ビラまき逮捕事件(2004年12月)など、個人の表現の自由が抑圧されているからこそ、暴力的脅しによる言論弾圧を躊躇しなくなったのだろう。警察も、政府批判のデモなどに対しては、とんでもない弾圧をするが、政府批判を封じ込める暴力については、極めて寛大だ。こういうメッセージが暴力を行使する側をつけあがらせるのではないか。
昨日、代々木公園で行われた反戦集会、そしてその後の渋谷に向かってのデモにおいて、不当な弾圧的な逮捕が行われ、4名が逮捕された後、弁護士2名が、渋谷署に接見に向かったところ、公安警察の指示で10数名の警察官が渋谷署の入り口付近を封鎖し、弁護士の入署自体が拒否されたという。入り口の階段の途中で封鎖です。弁護士が、渋谷署の当直担当者に対し、苦情を述べたが、いったん引っ込んだ後、警視庁公安一課を名乗る刑事ら数名が出てきて、「取調中で会えない、帰れ!」と弁護士らをを実力で排除し、警察署敷地から道路に押しやられたそうだ。
これまでには、接見を希望しても、すぐに会わせず、署内で待たされるということはあったが、弁護士が署内に入ること自体を拒み、警官が実力で排除するというのは、異例な事態だ。
マスメディアは、こういう問題をきちんとフォローしないと、自分たちも取材行為を違法だとされて逮捕される事態になるということが分からないのだろうか…。
今回の映画上映禁止についてはメディアが一丸となってキャンペーンを張るべきだと思う。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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