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1月22日16時24分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090122-00000007-cnn-int
ラパス(CNN) 南米ボリビアで今年に入ってから17日までに、致死性の高いデング出血熱で3人が死亡、さらに12人に感染の疑いが持たれている。同国の保健省は非常事態宣言を発令、感染拡大防止のため兵士2万人以上の派遣を決めた。
ABI通信などによると、死亡したのは12歳以下の男児と17歳少年、30歳女性。男児はラパスの小児病院に搬送された時点で、臓器などでの出血がひどく、手当て出来ない状態だったという。
デング出血熱とデング熱は蚊が媒介する疾患。症状は高熱や激しい頭痛、筋肉痛などで、東南アジアや中南米などの熱帯、亜熱帯地域で流行する。ワクチンはなく、予防法は蚊に刺されないようにすることのみ。ボリビアでは雨期になる11月から翌1月までが流行時期とされている。
米疾病対策センター(CDC)は、世界で毎年、1億人が感染していると推測。昨年はブラジル南東部で流行し、5万5000人が感染、少なくとも67人が死亡している。
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