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(回答先: 中国産冷凍インゲンに殺虫剤混入・・・誰がやっている? 投稿者 Mグループ 日時 2008 年 10 月 17 日 21:39:22)
今日はスーパーで色々と買ってきたが、冷凍食品売り場から中国製とニチレイ製品は
なくなっていた。台湾製枝豆(ニッスイ)を買ったので今食べているが、半分腐ったよう
な味、捨てるのももったいないがこのまま食べ続けるのも苦しい。少し残っていた中国の
枝豆(ニチレイ)も直前に食べたが、これは美味しかった。
以前タイ製枝豆で農薬臭くて食べられずに捨てたことがあった。流水で解凍すればよい
ところを電子レンジでやったので匂ったのだろうと、以後流水解凍だけにしている。
台湾やタイの食品であれば相当ひどくても保健所もNHKも騒がないだろう。食品の安
全管理も不公平にやれば結果的に我々は悪いものばかり食べねばならなくなる。
余談だが、私はかつては食品加工業が本職であった。で私の仕事の大半は食品偽装であった
ろう、恥ずかしい話であるが。食品の分析・品質管理の仕事とはそのような仕事である。
(なお給与はパート並みであった。この意味では胸を張れる。)
JAS(日本農林規格)では果汁のたんぱく質や灰分などを定めていて、これを満たさ
ないと売ることはできない。(合格しない。)それで、JAS規格に合格するように「ある
種の物質」を加えて製品を作る。(そうせざるを得ないという事情があった。)
それで原材料のたんぱく質(アミノ酸)や灰分(焼いたあとに残る灰の量)を分析(定量)
してどれだけのアミノ分と灰分を増やせば(加えれば)JAS規格を満たすかを計算して、
調合係に指示をする。そして、調合後に、調合した果汁を分析して実際にJAS規格を満たし
ているかどうかを確認する。OKであれば製造OKの指示を出して充填(製造)にかかる。
分析や計算、調合にミスや大きな誤差があれば再び調合を行いAS規格を満たすようにする。
充填時(製造時)には各ロットでサンプルを7個とり、そのうちのひとつは分析してJAS
規格を満たしているかどうか確認する。OKであればそのサンプルのひとつを製品のサンプル
としてJAS(農林水産省の一部署)に送る。
これを加えると、たんぱく質を増加させるマジックパウダー(白色粉末)とは何であるか、
企業秘密であり私も知らないし部長に尋ねることもできなかった。アミノ酸のひとつ(味の素
など)だろうと思っていたが、ひょっとするとメラミンじゃあなかったかと、今になって心配
になる。(私はそれを毎日1リットルも飲んでいたのだ。実際に飲んで味を確かめるのが仕事
である。)
なおこのJAS規格、10年ほど前に廃止されたそうである。アメリカなどからの輸入果汁
がJAS規格を満たさないことが問題になったのだ。アメリカの業者はマジックパウダーの
添加などせずに日本に輸出するからである。我々日本の食品業者はそれをJAS規格に合格す
るようにして(食品偽装で)今までは売っていたのだが。(もともとJAS規格が厳しすぎた、
厳しいというよりでたらめだったと言った方がよいだろう。)
http://www5.cao.go.jp/otodb/japanese/mondai/subject/199600102.html
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