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http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/09/30/20080930m_02.html
室蘭市議会の総務、民生両常任委員会が29日開かれ、いわゆる「事故米」問題が取り上げられた。室蘭市教委と市立室蘭総合病院の担当者が陳謝し、混入から提供に至った状況を報告した。
総務常任委員会(若林勇委員長、8人)は、「事故米」が混入した可能性のある厚焼き卵が学校給食で出された問題で、室蘭市教委の盛田満教育長が「児童・生徒、保護者に多大な心配と不安を与えたことに深くおわび申しあげる」と陳謝し報告した。
説明によると、厚焼き卵は平成15年11月から16年10月までの1年間に小学校で2回、中学校で3回の合わせて5回(1万7630食)提供していたという。丸大食品が製造し、メラミンが混入していた商品の使用はなかった。
各委員からは食への安全に対する同市教委の考え方、児童・生徒への影響などに関する質問が相次いだ。佐藤豊教育部長は「(問題の厚焼き卵が)提供されたのは事実であり、今後とも食の安全に努力していきたい。各学校において事件経過の説明を行いたい」と述べた。
同市教委は同日、「今後とも安心、安全な食材を提供するよう万全を期したい」とするおわび文書を全小中学校と保護者に配布、理解を求めた。
(佐藤重伸)
◇
民生常任委員会(金濱元一委員長、8人)は、市立室蘭総合病院が事故米が混入した加工食品を4年間以上、病院給食で使用していたことを明らかにした。健康被害の報告はないという。
かびなどに汚染された事故米で製造した米でんぷんを使った厚焼き卵が、厚労省が示した期間の平成15年9月から20年2月までに延べ5471人(食)の給食で使用された。
盛り合わせや5目めん、べっこう煮などの献立に、1本(500グラム)を1人10分の1から20分の1のカットで、1カ月3―9回程度の調理数。1本に含まれる米でんぷんは0・5―1%ほどという。
武田吉行病院事務局長は「患者や家族に不安を与えた。おわびしたい」と陳謝した。同院の調査では、有害物質メラミンが混入した疑いのある牛乳、粉ミルクを用いた該当加工食品の使用はない。
このほか市内総合病院では、新日鉄室蘭総合病院によると、メラミンが混入した加工食品の使用はなかったが、問題となっている厚焼き卵を平成15年から4年間の年末年始に限り使用していた。使用食数などは現在調査中で、健康被害の報告はないという。日鋼記念病院によると、ともに該当加工食品の使用はなかったという。
(竹浪恒一郎)
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