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http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/09/25/20080925m_01.html
カビの生えた、いわゆる「事故米」が混入した可能性のある厚焼き卵が学校給食で出されていた問題で、室蘭市をはじめ、胆振管内の9市町でも過去5年間に計20回以上、給食で提供されていたことが24日までに、室蘭民報社の調べで分かった。各市町とも、問題発覚を受けて使用を見合わせている。児童生徒への健康被害の報告は同日午後現在入っていない。
各市町教委によると、該当商品を使用していたのは、給食提供がないむかわ町と、過去5年間で使用実績がない白老町をのぞいた管内の9市町。
厚焼き卵は、島田化学工業(新潟県長岡市)が製造した米でんぷんを原料に「すぐる食品」(東京都目黒区)が製造した。各市町の給食センターは、札幌市など地元の納入業者を通じ仕入れていた。道教委は全道の市町村教委に対し、使用状況を報告するよう依頼を出した。
室蘭市は、平成16年2月に市内の20小学校の給食に出した4750食はじめ、15年度中の計4回、同社製の厚焼き卵を出した。苫小牧市は15年12月の給食で厚焼き卵1万890食を出した。
登別市は15、16、19年の3回、伊達市は、伊達市給食センターが取り扱う旧伊達市内と壮瞥町の小、中学校に計9回、旧大滝村でも2回提供した。
登別、伊達両市は10月の献立でも同社製品を使用する予定だったが、問題発覚を受けて急きょ取りやめ「当分の間、同社製品の使用を見合わせる」としている。
白老町は使用実績はないが、今月末に該当商品ではない別な同社製品を使用する予定があったことから、混乱を避けるために急きょ別メニューに差し替える対応を取った。
このほか豊浦、安平町でも使用が確認された。洞爺湖町は調査中とした上で「使用した可能性が高い」としている。
管内の給食センターに勤務するある栄養士は「非常に残念な問題。製造会社も悪者にされ、気の毒に思う」と話した。
(野村英史)
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