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http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/jij/090108/090108_mbiz020.html
【第1部】前日の米国株安や円高を背景に売り注文が広がり、日経平均株価は前日比362円82銭安の8876円42銭、東証株価指数(TOPIX)は同27.36ポイント安の860.89と、ともに8営業日ぶりに急反落した。アジア主要国市場の下落を眺めてじり安歩調をたどり、日経平均はこの日の安値で取引を終えた。
東証1部銘柄の値下がりが81%、上昇は15%でほぼ全面安だった。出来高は21億1206万株、売買代金が1兆5004億円。
業種別株価指数(33業種)では鉱業、海運業、非鉄金属の下落が目立ち、電気・ガス業、水産・農林業、小売業は値上がりした。
個別銘柄では、国際帝石が下押し、郵船、商船三井は安く、住友鉱も売られた。シャープ、ソニーが利益確定売りに押され、トヨタ、ホンダもさえない。三菱UFJ、みずほFGが下落し、三井不、住友不が下げ足を速めた。三菱商、三井物が大幅安で、日製鋼はじり安歩調。
半面、東電が堅調を持続し、マルハニチロHDは小高く、7&iHDがしっかり。NTTドコモは締まった。
【第2部】8営業日ぶり反落。オリコが甘く、石井表記、中央電工、岡野バは売られた。
半面、アクセルは急伸。出来高2294万株。
【外国株】軟調。出来高15万9300株。
コメント
相場とは、怖い思いをしないと儲からない記載しましたが、昨日の株式市場の動きと今日の動きとは、激しいものがあります。
世界でもトップクラスの経営者として称えられ、多くの経済評論家からも称賛されていた経営者がいましたが、ある友人と不動産開発にのりだしたことがあるそうです。
経営者といっても一介のセールスマンから昇進していき、その後、米国の大企業のCEOになったのですが、今回初めて会社の資金ではなく自分の資金を動かしての不動産開発です。そのパートナーも不動産で名をなした経営者です。
不動産不況の底が抜け始めたころ、この開発にのりだしたのですが、まだまだ不況感が世界にあり、そうたやすくすすみません。その経営者は、不動産専門業とするパートナーに毎日電話をかけてきたそうです。こと、企業の資金だと大胆な行動にでますが、自分の資金となると名高い大手企業の経営者といえども縮みあがってしまうのです。
結局不動産パートナーとの話し合いでこの共同開発は、御破算になり、不動産パートナーになっていた経営者が、独自で開発し大きな利益を得たことがありました。
株式市場の動き、不動産市場の動きがわかればいいいのですが、そんなのわかれば苦労しないということです。
また、FXをしている投資家などに聞くと、現状円ドルの買い建てにはいっているそうで、今日もすでに91円台にはいっているようですが、今は投資市場ではなく、投機市場に近い相場になってきているのでしょう。
今日の朝方もNY市場の下げの影響からか外資系証券から大口の売りがはいっており、日経平均も280円程下落からはじまりましたが、そこからの買い上げの力もなく、じりじりと利益確定売りもしくは撤退売りがはじまったようです。
私の場合は、つなぎ売りをしていましたので、助かりましたが、今日、明日は、下がるとは予想していましたが、木曜日にこれほど下がるとは思いもよりませんでした。
米国の失業率の高さも影響あるのかもしれませんが、外国人投資家に作用される市場もなさけないなとも感じています。
NY市場が下がっても本来の日本企業の安定さから上がってもいい状況なのですが、やはり、今の麻生政権の不安定感、大企業正社員中心による雇用の生産性の悪さが、株価にも影響しているのではないでしょうか。
ソニーの会長も日本の正社員を嫌っているといわれているが、外国人投資家も同じような目でみているのかもしれません。
麻生政権にしても解散は4月以降になるような発言をしているようだが、今年4月から外国人投資家に対する税金も変わることとなり、株価もそのころから上昇に向くだろうとの予測からの行動のようです。
となると、ここ数カ月は、市場の波乱がまたあるかもしれません。麻生政権が株価の足を引っ張るといわれるアンケートが多いようですが、それが真実となるのかもしれません。