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2009年01月08日
金融情報(全く反対の動きになった株式市場)
日経平均 −362円(−3.93%)
今日の株式市場は今までと全く動きが反対になっていました。
すなわち、買い上げられてきました日経平均連動銘柄が余計に売られたのです。
以下をご覧ください。
大型株指数 −3.33%
中型株指数 −2.79%
小型株指数 −2.33%
如何でしょうか?
日経平均買い上げ中は【大型株】が買われ【小型株】が下落していたのですが、今日は買い上げられていた【大型株】が余計に売られていたのです。
では売られた具体的な銘柄は?
”お決まり”の銘柄になります。
東京エレクトロン −500円(−12.98%:ストップ安売り気配)
アドバンテスト −196円(−11.98%)
ソニー −105円(− 4.55%)
また、【中国株】、特にH株指数が昨日から突然崩れてきておりこのままいきますと2日間で10%程の下落に見舞われるかも知れませんが、アジア株が崩れ始めれば危機の再燃になります。
中国の<金融・経済崩壊>はいまや避けられませんが、これが<金(ゴールド)・原油>の大暴落を招くかもしれません。
ここ2日間で金(ゴールド)が急落してきているのはその前兆かも知れません。
お知らせ(ワールドレポート新年号発送につきまして)
【ワールドレポート2009年新年号】は本日印刷が終わり発送させて頂きます。
今回は第一部と第2部に分割となり、以下のような内容になります。
<第一部>
総括
1.株式市場の動向
2.国際情勢
<第2部>
1.為替動向
2.不動産動向
3.稀少金貨・ダイヤモンド動向
総ページ数でグラフを入れずに20ページを超える内容になりますので、分割させえて頂きましたが、じっくりお読み頂ける内容になっています。
nevada_report at 15:03
金融危機情報(自殺者が相次ぐ金融市場)
昨日のドイツの第5位の富豪の鉄道自殺に引き続き、今度はシカゴ郊外でジャガー車の中で拳銃自殺を遂げた不動産経営者がいます。
この会社は主に不動産オークションビジネスをやっており、バブル崩壊には関係ないとみられていますが、今、世界中で問題になりつつあります<5兆円ファンド>のスキャンダルに巻き込まれたのではないかとのうわさもあり、実情はまだわかっていませんが、この<5兆円ファンド>は世界中の会社経営者・資産家が数百億円以上損をしたのではないかと言われており、実態が今後明らかになれば、自殺者が急増することもあり得ます。
また、ヨーロッパでドバイ不動産投資を巡る数千人規模の詐欺事件の調査が進められており、実情が明らかになればまた犠牲者が増えるかもしれません。
バブル崩壊時にはこのような犠牲は避けられませんが、今回のバブル崩壊は規模が今までとは違いますので、世界中でどれだけの犠牲者が出るか想像もつきません。
いち早く損を確定し金融市場から資金を引き揚げた人は傷も浅く再起もできますが、ずるずると引き込まれた者は最後の段階にまで行くしか道はありません。
恐ろしい社会が登場することになります。
nevada_report at 12:31
経済速報(インテルにみる景気の悪化と株式市場)
【インテル】は景気、特にハイテク景気の現状を見る指標とも言われていますが、株価は先の安値に向かってじわりじわりと下落をしてきています。
終値 $14.44(前日比−6.05%)
先の安値は$12.06となっており、あと$2余りで安値を更新するところにまで落ちてきています。
(昨年来高値は$25.29であり42%余りの下落率となっています)
市場では業績不振(下方修正)もあり$10割れは必至とも言われており、これは世界中のハイテク企業の株価に影響を与えることになります。
日本では日経平均買い上げ銘柄である【東京エレクトロン・アドバンテスト】の株価を直撃しますが、今日の前場は昨日とはうって変って、まさに“直撃”を受けた格好になっています。
東京エレクトロン −360円(−9.35%)
アドバンテスト −149円(−9.11%)
また、コンピューター関連機器では世界的に有名な【ロジテク社】が500名の解雇を発表しており、今後、【インテル】をはじめハイテク企業から人員削減が相次いで発表されるはずであり、世界中に失業者があふれかえるのも時間の問題だと言えます。
nevada_report at 11:47
経済速報(激変したイオンの業績)
【イオン】の業績悪化が顕著になってきており、早急に事業リストラを行いませんと第2のダイエーになるのは避けられません。
【三菱商事】が【イオン】への5%出資を発表していますが、肝心の【三菱商事】が事業の大リストラに入っており、【イオン】が生き残るためにはかなり踏み込んだ事業リストラを行う必要がありますが、不動産市場・消費市場は猛烈な勢いで衰退していっており、時間をかけている暇はありません。
今回発表になりました業績予想は以下の通りです。
2009年2月期(純益)
今回修正 −25億円
10月時点 +110〜150億円
2008年実績 +439億円
2009年2月期(営業益)
今回修正 +1260億円〜1310億円
10月時点 +1650億円〜1750億円
2008年実績 +1663億円
今回の赤字転落予想で格下げが行われば【イオン】は資金難に陥ることもあり得ます。
第2のダイエーにならないためにも経営陣・管理職が役員報酬・管理職手当を返上して大リストラに入ることになるのかどうか。
空売りが積み上がり、市場は今【イオン】を追い込む体制をとりつつあります。
nevada_report at 10:28
金融危機情報(すべてが値下がり)
昨夜は年末・年始のおめでたい気分も吹き飛んだ株・金の下落となっていました。
NYダウ −245.40ドル (−2.7%)
ナスダック − 53.32ポイント(−3.2%)
S&P − 28.05ポイント(−3.0%)
ゴールド − 24.30ドル (−2.8%)
原油 − 1.18ドル (−2.4%)
すべて2%以上の下落を演じていますが、その理由は<膨大な財政赤字>となっていますが、これは本当の理由ではありません。
もし、<財政赤字>という理由であれば、財政赤字>ドル急落>ゴールド上昇、となる筈だからです。
実際にはドルはNY市場では一ドル92.79円と殆ど動いていないのです。
今回の株・金・原油の下落は財政赤字を理由にしていますが、本当は年末から無理して買い上げたきたのに”疲れた”ということなのです。
買い上げる理由がないのに買い上げ、これ以上買い上げる理由がないところに、タイミングよく財政赤字が登場した、ということなのです。
今後、経済の実態悪がこれでもか、という位に出てきますので、無理な買い上げが入りましても株式市場はその都度大きく下げていき、気がつけば一週間で500ドル以上の下落を演じて、いつの間にか8,000ドルを割りかけるという状況になるはずです。
年末・年始のパーティーは終わり、これから楽しんだ”請求書”が回ってきます。
nevada_report at 09:22
2009年01月07日
経済速報(株買い上げの陰で自殺者が・・・)
今日の日経平均は豪快な買い上げが入り、特に【東京エレクトロン・アドバンテスト・ソニー】へは徹底した買い上げとなっていましたが、その陰でひとりの富豪が自殺しています。
今回の世界的な株暴落で1250億円もの損を抱えたドイツ第5位の富豪が鉄道に飛び込み自殺したと報じられているのです。
総資産8600億円と言われていますが、リスクを忘れた株投機を行っていたようで
自殺して清算をしたのです。
株や為替の投機の失敗で自殺する人は多いですが、今後世界中でこのような自殺者が急増することも十分あり得ます。
中国でも資産運用会社の破たんで問題が起こってきており、自殺や暴動が更に頻発するかも知れません。
自分の資産は自分で守るという鉄則はいつの世でも生きています。
今の経済状況を無視した株買い上げは必ず破たんし、これに乗した個人はまた手痛い撃を受ける筈です。
nevada_report at 15:19
金融危機情報(三菱商事の大リストラと商社の激変)
資源株バブルを満喫し世界中に投資を行い事業拡大を一気に行ってきていました総合商社は今大激変に見舞われており、最悪の場合、赤字転落・経営危機という事態にもなりかねず、一気に事業縮小に入ってきています。
今日明らかになりました【三菱商事】の大リストラ内容は、関連会社1331社のうち300社以上を整理し1,000社以下に削減するというものです。
【三菱商事】は連結で2008年9月末時点で4.8兆円を超える負債を抱えており、剰余金は2.5兆円しかありません。
一気に負債を拡大させてきたところに、今の金融混乱・経済混乱が襲ってきたもので、このままの財務状態を続ければ経営危機を招く恐れもあると経営陣が判断したはずであり、ここで一気に規模の縮小に入ったものです。
天下の【三菱】が大きく縮小へ舵をきった今、他の財閥系商社も同調するはずですが、【三菱】以上に積極的に出ていった住友グループや非財閥系商社はいったいどうなるでしょうか?
以下は各社の財務内容(連結:2008年9月末時点)です。
【三菱商事」
負債 4.85兆円
剰余金 2.50兆円
【住友商事】
負債 4.05兆円
剰余金 1.01兆円
【三井物産】
負債 3.75兆円
剰余金 1.64兆円
【丸紅】
負債 2.83兆円
剰余金 0.51兆円
【伊藤忠】
負債 2.30兆円
剰余金 0.79兆円
<合計>
負債 17兆7800億円
剰余金 6兆4500億円
差し引き −11兆3300億円
今、起こっています世界経済の大混乱は今年が本番を迎えます。
上記のような財務内容で果たして生き残ることができるでしょうか?
最も内部留保が厚い【三菱商事】が最も早く事業・投資のリストラに入ったのはさすがですが、それでも世界経済の大嵐を乗り切ることができるかどうか。
恐ろしい事業リストラが始まろうとしています。
nevada_report at 11:15
経済情報(減産でも在庫が急増:自動車向け資材)
自動車の生産不振が素材メーカーを直撃しつつあり、メーカーが減産を強化していますが、在庫は増加の一途をたどっており、このままいけば、上場企業の中でも経営破たんするところもでてくるのは必至だと言えます。
<薄鋼板> 456万トン(1年前比:+11%)
<安全ガラス> 404万トン(1年前比:+13%)
<ポリエチレン(高密度)> 23万トン(1年前比:+18%)
<ポリプロピレン> 65万トン(1年前比:+19%)
また、関連業界でも異常な姿となっています。
1)【自動車用水晶振動子】:昨年11月の受注量が1年前に比べ3分の一に激減
関連業界が広い自動車メーカーの不振が素材メーカー・部品メーカーを直撃しているもので、派遣を削減したり正社員を削減したりしましても在庫の急増や受注の激減をカバーできるものではありません。
*受注<3分の1>が数か月も続けばどのような企業でも経営が揺らぎます。
今後2年間は経済は急悪化・下げ止まり・急悪化を繰り返しながら最悪期に向かって転げ落ちることになりますので、企業経営者の方は決してうかれることなく、「安全ベルト」をしっかり締めて事態の対応に当たるべきだと言えます。
nevada_report at 06:41
2009年01月06日
経済速報(正社員の300名解雇+130名の内定辞退者募集)
人材紹介会社の「ジェイ エイ シー ジャパン(田崎ひろみ社長)」は従業員840名余りに対して300名の希望退職者を募集するとともに130名の内定者からも希望退職者を募集すると発表しています。
*更には事務所の閉鎖もきめています。
同社は売り上げ80億円の比較的小さいな会社で、平均年齢30.6歳の若手社員が多い会社ですが、2月28日付けで300名に退職を求めるとしているのです。
2008年12月期は赤字に転落し無配になるとしており、更には今後の景気の一段の悪化を見込み、一気に規模を縮小することになったようですが、ここまで思い切った人員削減をするのは上場会社(店頭)としては異例のことですが、会社存亡をかけた決断と言えます。
まだ景気は年後半には回復すると思ってのんきに構えている経営者も多いですが、景気は日々悪化しており、今危険を察知して大幅な人員削減を行う企業ですら生き残るかどうかわからない経済情勢になるのは必至であり、ましてやのんきに構えている企業はたとえ大手でありましても、消滅することになるかも知れません。
会社存亡をかけた戦い(人員削減)がいま始まろうとしています。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/