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米財政赤字、1兆ドルに迫る見通し=次期米大統領
2009年 01月 7日 08:10 JST
[ワシントン 6日 ロイター] オバマ次期米大統領は6日、ブッシュ政権から引き継ぐ財政赤字が1兆ドルに迫る見通しで、オバマ政権は財政面で厳しい選択を余儀なくされるとの認識を示した。
今月20日に大統領に就任するオバマ氏は、今後2年間で8000億ドル近くに上るとみられる景気対策について、米議会の迅速な対応を求めている。
民主党主導の議会では多くの議員が景気対策法案の早期可決に前向きな姿勢を示しているものの、共和党は無駄な支出を避けるために法案を注意深く精査する必要があると主張している。
景気対策は既に急増している財政赤字の拡大につながる。
7日には議会予算局(CBO)が米財政赤字予測を発表する予定。
民間アナリストは、CBOが、2009年度(09年9月までの1年間)の財政赤字について、1兆ドルを上回るとの見通しを示すとみている。これは08年の約4000億ドルの倍以上となる水準。
オバマ氏は、行政管理予算局(OMB)局長に指名したピーター・オルザグCBO局長が、「新政権発足前から」財政赤字が1兆ドルに迫る可能性があり、今後数年間に赤字がさらに拡大する可能性があるとの見通しを示したと語った。
オバマ氏は「このことを取り上げている理由は、財政改革についての話し合いをやめ」、これが「絶対必要なものである」ということを認識する必要があるからだと指摘した。
オルザグ氏は過去2年間、CBOの局長を務めていたが、7日に発表されるCBOの財政赤字予測はロバート・サンシャイン局長代理により準備される見通し。
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http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-35733220090106