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2009年01月01日
金融危機情報(65%の暴落で終わった上海株と世界情勢)
上海株総合指数 −65.42%
ハンセン指数 −47.93%
H株指数 −50.69%
中国関連株指数は例外なく異常な程の暴落で2008年を終わっており、しかも【上海総合株指数】に至っては、引けにかけ売られ、ほぼ安値引けで終わっているのです。
世界一の経済成長を遂げいる国の株が暴落しているこの姿が2009年の日米欧の株価になりましても何ら不思議ではないのです。
日本と米国の主要株価指数は買い上げもあり、年末にかけ上昇して引けていましたが、肝心の「金融株」はほぼ値下がりしており、一部の指数銘柄が買い上げられていることがわかります。
2008年は記録的な暴落を記録した一年でしたが、2009年は記録的な崩壊をした一年になるはずであり、日本を含め世界的に失業率が10%を超えましても何ら不思議ではありません。
日本では新年を祝うムードもありますが、世界ではイスラエル・ハマス間の紛争、
インド・パキスタンの紛争を注視しており、年末から新年早々に緊急会合が相次いで開催される事態になっているのです。
日本がお正月気分で平和ボケしている間に世界は一段と不透明になりつつあり、経済・金融危機が行っている際に、戦争が起これば世界は対応ができません。
イスラエル・ハマス間の紛争には、双方(及びそのバック側)に色々な思惑がありますので、そう簡単には解決しないかも知れませんが、まず「ハマス」側に攻撃を停止させ、イスラエルに攻撃の口実を与えないようにするのが必要であり、フランスが仲介に動いていますが、これが成功するかどうか。
フランス政府には年末・年始はないようですが、さすが外交のフランスと言われる国力を発揮するか、どうか。
ブッシュ大統領の後押しで動いている部分もありますが、サルコジ大統領の力が試されています。
今は世界経済・金融が、戦争をしている余裕はありません。
2008年12月31日
経済速報(六本木ヒルズ近くでの刃物騒動:派遣切り)
30日、六本木ヒルズ入口付近で刃物をふりまわした28歳の男性が逮捕されてい ますが、もし警官が威嚇発砲していなければ一般人に危害が及ぶ可能性もあった事件でした。
この男性は派遣契約をきられた為に犯行に及んだともいわれており、今まででは考えられない事件だと言えます。
この男性は「目立つところで犯行したかった」と述べているようであり、もし、これが外国人に危害が及んでいれば、「日本は無差別に犯罪に巻き込まれる国」との報道が世界中にされ、日本の安全神話が完全に崩壊するところでした。
もちろん、日本の安全神話など今や幻想とも言えますが、それでも今までは日本程安全な国はなかったわけであり、それが普通の国並みの治安となれば、国民・警察の対応も当然変わってきます。
特に、今回の警官の威嚇発砲は当然の行為であり、世界では射殺されても何ら問題ない事案でした。
タクシー強盗殺人(刃物で殺害)が関西で2件連続起こり、拳銃強盗も起こっている今、警察の治安力の強化は言うに及ばず、我々国民の治安に対する意識もより強化する必要があります。
犯罪に巻き込まれてからでは遅いのです。
nevada_report at 14:16
金融危機情報(下落が加速した不動産市況とNY株の買い上げ)
米国20都市の不動産価格指標が発表になり、平均で18%の下落となり、下落スピードが加速してきています。
中には30%を超える下落となった都市も2ヶ所出てきており(フェニックスとラスベガス)、25%を超える下落となった都市も3ヶ所になっています(サンフランシスク・ロス・サンディエゴ)。
また、11月の住宅販売戸数は8.6%減少の年率449万戸になっており、住宅借入金利が低下する中、販売が一向に上向かない状態になっているのです。
この販売不振の理由には、住宅ローン申請の際に頭金に20%が必要とされておりこれを用意できない購入者が多いことが挙げられています。
(驚くべき事に、バブルの最中には【ワム社】は1億円以上する住宅を購入する際に要求した頭金が2万円という事例もあったと報道されてもおり、如何に無茶な融資を行っていたかわかります)
今後住宅価格がどこまで下落するかが経済の回復のカギになりますが、住宅価格の水準からしますと2004年3月当時のレベルに戻ったということになりますが、専門家の間では、価格が上昇するには2000年当時の水準にまで下落する必要があるとされており、そうなりますと、今後さらに20〜30%下落することになります。
<現在の下落率上位>
フェニックス −32.7%
ラスベガス −31.7%
サンフランシスコ−29.0%
ロスアンジェルス−27.9%
サンディエゴ −26.7%
デトロイト −20.4%
NY − 7.5%(特殊要因があり実際には20%以上の下落となっていると言われています)
ただ、今後、更に経済の悪化が進み、企業倒産・解雇が益々激しくなり、破産や競売も急増しますので、住宅価格は現在の価格から更に50%以上下落することも十分考えられ、その際には金融機関は軒並み倒産することになります。
中でも今は政府の支援で生きながらえています【フレディマック:ファニーマエ】等は破たんするしか道はなくなります。
<今日の株価>
フレディマック $0.69(−$0.02)
ファニーマエ $0.69(−$0.04)
NYダウは年末の株価を意識した買い上げで上昇していますが、経済の実態は日々悪化しており、特に不動産はメルトダウンを起こしており、早晩今の金融支援は崩壊します。
nevada_report at 12:24
2008年12月30日
金融危機情報(買い上げも記録的な暴落で終わった日経平均)
年末を前に年金資金・投信が買い上げを行ってきました【日経平均】ですが、”目標”の9000円には届かず、8859円(112円高)で終わっていました。
東証株価指数は4.47ポイント高でしたので、日経平均は3倍近く余計に買い上げられたことになります。
そこで、ここまで頑張った日経平均ですが、年間の下落率は1949年以降で最大になっており、今のところ、【ニューヨークダウ】より下落率が大きくなっているのです。
<下落率:年間>
日経平均 −42%
東証株価指数 −42%
NYダウ −36%
S&P −40%
ナスダック −43%
通常、大納会には巨大企業の株価には買い支えが入りますが、今年は全く様相が違っていました。
トヨタ 2905円(−30円)
新日鉄 290円(変わらず)
三菱UFJ 549円(−7円:安値引け)
ソニー 1922円(+22円)
かろうじて【ソニー】だけが上昇していましたが、2000円台を回復出来ないで
終わっており、【トヨタ】も3000円台を回復出来ずに終わったのです。
何度も指摘しておりますが、本当に恐ろしい経済になるのは2009年であり、そしてそれが2010年まで続くことになり、その際には【日経平均】は今の半分以下に
なりましても、何ら不思議ではありません。
現在、執筆中の【2009年ワールドレポート】ではどのような経済・社会になるかお知らせ致したいと思っておりますが、大方の方は「あり得ない」と言われる筈です。
それが実際に起こるかどうか、2009年末にははっきりしていますので、ご批判はその時にお願いしたいと思っております。
今回の金融危機を【ワールドレポート】でいち早くお知らせし、お客様はこの暴落下
でもポートフォリオ(資産額)が増加している方がほとんどですが、来年2009年はよりこの傾向がはっきりし、金融市場に資産の殆どを置いている方は大方の資産を失うリスクに直面すると思っております。
レポートは1月2日には完成し、5日〜6日には発送させて頂きますので、今しばらくお待ちください。
nevada_report at 13:13
金融危機情報(脳死状態で終わる2008年)
AIG $1.55(安値$1.25)
ファニーマエ $0.73(安値$0.30)
フィディマック$0.71(安値$0.25)
上記の3銘柄は殆ど脳死状態の株価で2008年を終わろうとしています。
政府の救済策でかろうじて生きている状態であり、このままいつまでも人工呼吸器をつけて生きながらえることはできません。
いつか、人口呼吸器が外される時がきます。
現在の株価はすでに”死亡(倒産)株価”とも言える水準であり、市場はいつ何時でも人工呼吸器が外されることを読んでいるのです。
また、【シティ】は$6.57(安値$3.05)と安値から戻してはいますが、依然として安値圏内にあり、市場は再建の行方を疑問視していることが分かります。
代表的な【金融株】が政府・FRB等による懸命の延命策で生きているだけの状態はまさに異常なことであり、今後この異常な対策がはたして有効かどうか、検証がされることになります。
その時、この延命策を打ち出したポールソン財務長官の責任が追及されるでしょうが、その時にはすべては「終わって」おり手遅れになります。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/