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2008年12月29日
金融危機情報(上海株が6日続落・日経は3日続伸)
世界一の高度成長(8%成長)を遂げると言われる中国の代表的な株価指数である【上海総合株指数】が6日連続安となっており、マイナス成長となっている日本の【日経平均】が3日連続高となるという極めて不自然な相場となってきています。
この理由は日本経済が強いということではなく、年末の株価を何とか引き上げたいという年金・投信の思惑があるからだけなのです。
今日の日経平均の動きをみますと、午後2時過ぎから年金資金・投信が買い上げていったのがわかります。
8638円から8763円まで一気に125円余り買い上げ、引けは8747円で終わっていました。
目標とされる9000円まで250円余りのところまで戻したのです。
実体景気が悪化の一途をたどっている中、株価だけをひきあげる政府の意向とも言えますが、今日明らかになりました【東京地区の11月のタクシー平均運賃収入】が一年前に比べ11.6%も急減しており、比較的収入が高い国民が住んでいるとされています東京都民ですら、今やタクシーを使わなくなってきているのです。
(企業が抑制しているという面もあります)
このような中、【ロシア経済】に赤信号が灯っており、今月に入り何と9度目のルーブル切り下げがおこなわれ、35.08ルーブルにまで下落してきており、このままいけばロシアから一斉に外資が逃げだし、ルーブルは大暴落を起こし、ロシア危機がぼっ発します。
【上海株】の下落も中国から外資が逃げ出しているのが理由の一つですが、先の安値を更新すれば下値の目途がなくなり、中国経済は崩壊の危機に直面します。
日本は北はロシア、西は中国に囲まれており、この巨大な2国の経済が崩壊すれば日本は一体どうなるでしょうか?
2009年は日本経済存亡をかけた極めて重要な一年になりますが、麻生内閣の不支持率が<73%>にも達しており、今や国民の政治不信は限界にまで来ており、このまま麻生政権が存続し続ければ、国民は自民党・官僚に最後通告を突きつけることになりかねません。
特に、無党派層の不支持率が86%にも達している今、無党派層の中から倒閣運動が出てくることもあり得、これが暴力的な運動に発展するかも知れず、そうなれば日本は外国から危険な国として見られ外資が一斉に逃げ出すことになります。
政治崩壊と同時に日本経済が同時に崩壊するリスクを抱えたまま2009年に突入することになります。
経済速報(ブロードウエイの不況)
【ニューヨーク】でヘヤースプレイ、グリース等の人気のありましたブロードウエイ・ミュージカルがチケット販売不振の為に、来年1月で打ち切りとなったと報じられており、新規に始まる予定だったミュージカルも延期になるものも出てきたと報じています。
この報道の中で指摘していますことは、中堅以上の富裕層がチケットを購入しなくなったとしているのです。
家族四人でプレミアムシート($100以上)をとればそれだけで$400以上(4万円以上)になり、これだけの金額を払う人が減ったとしているのです。
実際、5番街はまだ人はいますが、高級ブティック街として知られていますマジソン街を歩きますと<貸店舗>が5戸以上あり、空いていますお店もお客はほとんどおらず閑散としているのです。
年明けにはものすごい空き店舗が出ると噂されていますが、このような状況ではありえることだと言えます。
【ビバリーヒリズ】のロデオドライブでも空き店舗が出てきており、一本外れた道では大型の店舗がしまっていたりしており、人もガラガラとなっています。
店は50%、75%オフとしきりにバーゲンを仕掛けていますが、お客が居ないのです。
1月、2月は恐ろしい経済状況になると言われていますが、すでにそれが始まっているとも言えます。
ブロードウエイが空き劇場だらけになる日が来るかも知れません。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/