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2008年12月28日
経済速報(下方修正に追い込まれた新日鉄)
10月発表 5400億円(−1%)
現在予想 4800億円(−12%)
上記は新日鉄の業績予想ですが、この2ヶ月で600億円の減額になるとされていますが、減産を強化していますが、在庫が積みあがり市況は悪化の一途をたどっており、更に自動車メーカー等の業績不振もあり値下げ要求がされるはずであり、上記の12%減益も極めて楽観的だと言え、最悪の場合、収益が激減するかも知れません。
今や世界的に鉄鋼は余っていますが、ところが世界中で鉄鋼メーカーが設備投資を行ったため生産は増え続けており、このままいけば世界中で鉄が余り、市況が暴落し、そうなれば鉄鋼メーカーは軒並み赤字に転落します。
自動車メーカーが軒並み赤字に転落している今、鉄鋼各社も赤字に転落しましてもなんら不思議ではありません。
自動車メーカー同様、鉄鋼各社も収益的に<天国>から<地獄>へ転落するのも時間の問題かも知れません。
2008年12月27日
経済速報(有効求人倍率が0.76倍に)
【有効求人倍率】が<0.76倍>となり、前月の0.80倍から更に低下したことが明らかになっています。
また、【完全失業者数】は一年前に比べ10万人増の256万人となっています。
現在猛烈な勢いで派遣切りが進んでおり、今後これら首を切られた派遣社員がハローワークに失業者の登録をしていけば、失業者数は今より10万人〜20万人増になると言われており、更に倒産・正社員のリストラ等も進んでおり、今後日本の完全失業者数は300万人を超え、最悪の場合500万人以上が失業することもあり得ます。
日々雇用情勢が悪化しており、正社員の削減は多くの企業で進み、給与の引き下げも当然あります。
マスコミで内定取り消し・派遣切りを騒いでいる間は平和と言えます。
nevada_report at 11:50
2008年12月26日
金融危機情報(再度下落に入った上海株)
【上海総合株指数】
安値 1664 > その後の高値 2100> 現在 1851
1664ポイントの安値から2100ポイントまで<26%>戻してから再度下落に入っており、今日の下落で戻り高値からの下落率は<12%>にも達しています。
日経平均は年金・投信の買い上げもあり戻りつつありますが、そのような人為的な買い上げが入らない【上海株】は再度安値を更新する方向に向かっているのです。
本来なら【中国株】は一日で5%、10%動くのが当たり前の相場であり、現在のじり安の動きはおよそ中国株らしくない、おとなしい動きとなっています。
今後一気に10%以上上下動して本来の中国株らしい動きを見せるのかどうかは大口個人投資家の動きにかかっていますが、その個人投資家は<株安・不動産暴落>で身動きが取れなくなっており、買うどころか反対に投げざるをえない状態に追い込まれているのです。
即ち、政府による株買い上げ等のサプライズがない限り、売り物が増え、株価は先の安値である1600台を下に突き抜けることになります。
中国株式市場が崩壊するか、どうか。
今ぎりぎりのところに来ていますが、中国の【外貨準備高】が減ってきている今、中国から資金が流出していることは確かであり、中国経済は非常に厳しい事態に追い込まれています。
nevada_report at 23:05
金融危機情報(みずほ証券の人員削減)
【みずほインベスターズ証券】は従業員の約10%に相当する200名を削減するとし、対象を40歳以上としています。
40歳以上のサラリーマンと言えば、最もお金がかかる世代であり、割り増し退職金を貰いましても、その後の再就職が非常に難しい年代となっており、本来なら会社にしがみつくのが最も良い方法なのでしょうが支店の統廃合もあり対象となる社員は
事実上の指名解雇に近い状態になりますので、会社に残ることは難しいはずです。
40歳以上となれば、平均年収で800万円程となっているでしょうが、今の状態ではまともな就職先はほとんどありません。
ただ、会社に残りましても、今後の経済の悪化を見れば業績の悪化>給与の引き下げ等も十分考えられ、去るも地獄、残るも地獄という状態になるかも知れません。
このような事態は【みずほインベスターズ証券】に限ったことではなく、あらゆる業種に広まっていきますので、上場会社に勤めているからとして自分は安泰と思っていますとある日突然「解雇」を宣告されることもあり得ますので、サラリーマンは今から「その時」に備えていつも準備しておくべきだと言えます。
nevada_report at 22:25
経済速報(激減した鉱工業生産指数:11月)
11月 鉱工業生産指数 94.0(10月比:−8.1%)
この<8.1%>の落ち込は過去最大の落ち込みとなっており、事前予想(−6.4%)を大きく上回る落ち込み方であり、判断も<低下傾向>から<急速に低下>に修正されています。
即ち、現在の日本の経済は急速に落ち込んでいるもので、12月は更に悪化することは必至であり、<10−12月期>は過去最悪の落ち込み方を示すことが必至となっています。
ところが【在庫】は急速に積みあがっていると言われており、在庫削減のために一部では投げ売りを行って換金している事例もあると言われており、来年はものすごいデフレが日本経済を襲うことになります。
すでに液晶パネル・半導体・鉄鋼製品等々ありとあらゆる製品価格が卸段階で急落しており、メーカーは軒並み赤字になっていると言われており、業績見通しを赤字に修正する企業が年明けに急増するのは避けられません。
生産が急減する中、在庫が積みあがるという最悪の事態に企業は直面しており、多くの大企業が資金繰りに窮する事態もあり得、日本経済は非常事態に陥っています。
政府は経済非常事態宣言を出して、対応するべき時に来ています。
nevada_report at 16:17
金融危機情報(2日連続の買い上げ)
<昨日>
2時半時点 8,540円
3時時点 8,560円
3時大引け 8,599円
昨日は2時半までは日経平均は20円高前後で動いていましたが、引けにかけ年金資金が先物に買い物を入れ、さらには<大引け取引>で強引に買い上げたのです。
<大引け>で株価を買い上げたのです。
今日もほぼ同じ動きですが、規模は今日の方が大きく、2時半以降に先物に断続的に買い上げていき、終わってみれば140円高となっていました。
2008年末日経平均9,000円を完全に意識した動きですが、これを見て多くの株式関係者は2009年の相場を「上がる」と言うはずです。
さて【年金・投信】関係者の思惑(希望)通り、日経平均9000円回復!となって今年が終わるでしょうか?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/