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ビッグスリーの破綻騒動は自作自演劇か!!!???【米GMAC:銀行持ち株会社への転換、FRBが承認−GMに追い風】-----(ブルームバーグ)
まずはブルームバーグの記事をどうぞ・・・・・・
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aBLasyOxQJno&refer=jp_home
【米GMAC:銀行持ち株会社への転換、FRBが承認−GMに追い風】-----(ブルームバーグ)
12月24日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)は24日、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が出資する金融会社GMACの銀行持ち株会社への転換を承認したと発表した。銀行持ち株会社化により、GMACは米財務省の金融安定化資金7000億ドル(約63兆3000億円)の一部の活用や、GMの事業存続への支援が可能になる。
FRBは発表資料で、「金融市場に影響を及ぼす緊急かつ異常な情勢」を考慮し、FRBは非常権限を行使してGMACの要請に応じると説明。銀行の保有に関する規則に従い、GMACの過半数株式保有者である投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントは持ち分を同社のファンドへの投資家に分配することに合意。少数株式保有者のGMは、すべての経営権を譲渡する。
FRBは、この計画は「GMが生産する自動車購入に際してGMACの資金提供能力を強化することにより、公共の利益に寄与するだろう」と指摘した。
GMACの救済により、GMの破たんを回避できる可能性が高まる公算だ。GMは今月、少なくとも1月までの事業存続に必要な資金として、米政府から 94億ドルの融資を受けた。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 城塚 愛也 Aiya Shirotsuka ashirotsuka@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Ari Levy in San Francisco at alevy5@bloomberg.net
更新日時 : 2008/12/25 07:37 JST
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[コメント]
やはり米国債の相場暴落を防ぐ為に「自作自演の信用不安劇」としてビッグスリーの「経営不安事件」は作られた???ようです・・・・
以前にも投稿しましたが日本国債が暴落しないのは日本国債がほとんど国内で引受られているからです。
サブプライム証券等の「インチキ商品」の発売時のキャッチフレーズは「安全・確実・高利回」です。
このような商品や株式等に資金が向かった結果、米国債の人気(売れ行き)は衰え、結果として外国勢に販売する事となっています。
米国の債務残高が話題になっていますが、米国の経済規模に比べた国債の発行額は日本とは比べ物にならない程、低い状況です。
つまり、大雑把に言えば米国債がアメリカ国内で安定的に消化できる状況を作り出せば、米ドルが売られる状況とはならないのです。
安定的に消化できる状況を作るにはどうするか・・・・人気を盛り上げれば良いと言う事になります。
長期的には家計の借金付け体質の是正ですが・・・・・・短期的には「信用不安」が有効です。
大手企業と言えども危ない・・・・・・・・・米国債の買い!!!
ヨーロッパも危ない・・・・・・・・・・・・米国債の買い!!!
中国でもバブルが破裂するかも・・・・・・・米国債の買い!!!
日本でも暴落・・・・・・・・・・・・・・・米国債の買い!!!
世界有数の金融資産保有国の「アメリカ国内」で国債の保有割合が上がれば、あっという間に必要な資金の調達が可能になります。
記事で注目すべき点は以下のところです。
>>>(GM)が出資する金融会社GMACの銀行持ち株会社への転換を承認
「自動車ローン会社」が「銀行」になったと言う事です。
これって、いくらなんでも何日間でできる仕事じゃありません。数週間はかかる筈の仕事です。
また当局との事前協議がなければできません。
>>> GMACは米財務省の金融安定化資金7000億ドル(約63兆3000億円)の一部の活用や、GMの事業存続への支援が可能になる。
可能になるのではなく「それが目的」なのです。GMACの「取引先はGMと自動車ローンを組んだ先」です。株主構成がどうなろうが実体はGMそのものです。
>>> GMACの過半数株式保有者である投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントは持ち分を同社のファンドへの投資家に分配することに合意。少数株式保有者のGMは、すべての経営権を譲渡する。
金融資本の当事者そのものである「投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメント」が良く同意しましたね・・・・・・潰れる事がなくなったので今後は「暴騰」するでしょう。
投資会社の同意が無くては「銀行化」はあり得ません。同意を得るのは簡単ではありません。相当の準備期間が必要です・・・・・・・
つまりマーケットを出し抜くために「信用不安」を作り出し利用したと思わざるを得ません。
※日本の「公的債務残高の対GDP比率」はかって例のないところまで高くなっていますが・・・・・でも大丈夫ですね。少なくとも今年や来年に日本が「アルゼンチンタンゴ」を踊る事は無いでしょう。
・・・・でも「公的債務残高の対GDP比率」。これって例のインチキ格付会社がいつもキャッチフレーズのように言う言葉ですね。私に「イの香り」がします・・・・・・。
現在のBIS規制では金融機関が国債を保有する場合のリスクはゼロとされています。(本来は時価変動分は反映する事となっていますが、今はそれすら棚上げ状態です)
ですから商業銀行に付いてはもともと一定の国債の消化ニーズがあった訳で、金融機関への資本注入は結果的に当局に「リターン」として帰ってくる事になると見ています・・・・・・・。
それから「金の現物価格」が先物と逆転している事を指して「ドル通貨危機」の根拠としている方がいますが、もう少しマーケットを理解して下さいと言うしかありません。
なぜなら、金キャリー取引で利息を得ている投機筋がその決済の為の「買戻し」を現物で計画的におこなっている可能性があるからです。
投機筋の方々が「原油」の取引と同様に「現物」を「買い占めて」いる事は想定しないのは余りにも片手落ちです。・・・・・・
なんせ銅相場のコントロールの為に現物を倉庫にためるような「投機筋」もあるくらいです。
それよりも保管が簡単な金について「現物投機」が無いとはとても言えません。
皮肉な事に「米ドル危機」を作り出しそれによって利益を得る事が可能な方々は金融資本主義の中枢にいる方々である事をここでは書いておきます。
※どうも金の現物価格上昇は「石油価格暴騰」時のストーリーとそっくりで何かバカにされているような気がしますが・・・・・・
それから米国が金を「売り切る」といった事はあり得ない話です。基軸通貨の地位を彼らが放棄するなら別ですが・・・・・
また通常は先物と現物に価格差がある場合、その商品の将来価格は下落すると見ます。
石油相場と同様なパターンではバレバレなので・・・・操作している可能性は高いと見ていますが・・・・・・
もし実際に通貨危機が発生したら・・・・その時は「ウリ」でしょう・・・・きっと
乱文ご容赦・・・・・