★阿修羅♪ > 国家破産60 > 747.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【産経新聞】 「1年以内に経営破綻リスク」倒産予備軍107社リスト
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
http://www.zakzak.co.jp/top/200812/t2008122240_all.html
「1年以内に経営破綻リスク」倒産予備軍107社リスト
東京商工リサーチ集計
(ZAKZAK 2008/12/22)
2008年9月中間期決算で、1年以内に経営破綻するリスクを抱えている上場企業(東京、大阪、名古屋、札幌、ジャスダック各証券取引所)が107社に上ることが22日、東京商工リサーチの集計で分かった。経済が混迷するなか、倒産リスクを抱える“イエローカード企業”は増加傾向にあり、同社は「09年3月期にはさらに増える」とみている。
上場企業の経営者は、会社が1年以内に破綻するようなリスクを抱えていると判断した場合、リスクの中身と対応策を決算書に明記しなくてはいけない。
また、経営をチェックする監査人も、担当企業に破綻リスクが存在する場合、監査報告書に注意を促すための「注記」を記載する。投資家にとり注記は、監査人が認めた“イエローカード企業”の意味合いがある。
------------------------------------------------------------
2008年9月中間期に新たに注記が付いた上場18社
9月中間期に引き続き注記が付いた上場89社
------------------------------------------------------------
東京商工リサーチ情報部の増田和史氏は「03年3月期決算から破綻リスクの開示制度が導入されて以降、注記が付いた会社数は今回が最多。08年9月中間期に新たに注記が付いたのは18社だが、これは尋常でない数だ」と解説する。
同社のもともとの集計では、注記が付いたのは109社だった。が、集計前後で破綻したり上場廃止になったりした会社が2社あり、これを差し引くと107社になる。
08年9月中間期に新たに注記が付いたのは、自動車部品販売会社、イエローハット(東京)、不動産会社のアゼル(同)など18社。業種別では不動産と建設が多い。
「販売不振で在庫処分が進まず、資金繰りが厳しくなったり、金融機関から融資を受ける際に結んだ財務制限条項(融資条件)に引っかかったりして注記が付いた企業が目立つ」(増田氏)
9月中間期に引き続き注記が付いた上場89社(下、クリックで拡大)
たとえば、アゼルは販売不振で多額の純損失が発生。「07年3月に取引金融機関と結んだ財務制限条項に抵触した」(増田氏)。フージャースコーポレーション(東京)は不動産市況の悪化から販売が急減し、資金繰りが悪化したという。
建設業で新たに注記が付いた塩見ホールディングス(東京)は、不動産市況の悪化から売り上げが激減。「資金調達が困難な状況」と注意を喚起している。
「景気後退が深刻化する09年3月期には、不動産、建設にかかわらずさまざまな企業に注記が付く可能性がある」と増田氏は指摘する。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲