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12月20日12時10分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081220-00000028-yom-bus_all
トヨタ自動車の生産子会社であるトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が、派遣社員の追加削減を検討していることが20日、明らかになった。
自動車販売の低迷で、追加の減産が予想されるためで、最終的な削減幅は製造現場を中心に1000人規模になる可能性もある。
同社には事務系を含め1400人の派遣社員がいるが、多くが2009年度中に派遣期限の3年間が満了する。このため、契約を更新しない「雇い止め」による削減を検討している。だが、従業員が仕事を分け合うワークシェアリングや、フレックスタイム(時差勤務)などの導入も検討しており、削減時期や人数は未定だ。
同社は今夏、減産に伴って派遣社員800人を削減した。しかし、今春時点で44万台としていた今年度の生産見込み台数は3割減の約29万台にまで下落し、今年度は100億円程度の営業赤字が見込まれている。このため、人員の追加削減は避けられない状況となっている。
北部九州では、日産自動車九州工場(福岡県苅田町)も、10月時点で700人いた派遣社員を来年3月末までにゼロにすることを決めている。