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(回答先: 議論で終わらせるのではなく、政策を実現することなのに 【しんぶん赤旗】 投稿者 hou 日時 2008 年 12 月 19 日 21:19:47)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000581-san-bus_all
日銀は19日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0・3%から0・1%へ引き下げることを決めた。日銀は10月末に7年7カ月ぶりの利下げを行ったが、景気が加速度的に悪化していることや、米連邦準備制度理事会(FRB)が事実上のゼロ金利政策に踏み切ったことを受け、わずか2カ月たらずで追加利下げに踏み切った。
■写真で見る■ 介入は? 中川昭一財務・金融担当相インタビュー
利下げは、8人の審議委員のうち7人の賛成多数で決まった。日銀が今月15日に発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感の下落幅が過去2番目の大きさになるなど景気悪化が急速に進んでおり、さらなる金融緩和によって景気を下支えする必要があると判断した。
日銀に先立ち、FRBは16日に政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年1・0%から年0〜0・25%に引き下げた。これにより日米の政策金利が16年ぶりに逆転し、ドル売り・円買いの動きが加速。市場では円高を是正する利下げを求める声が強まっていた。
日銀の政策金利はもともと水準が低く、利下げをすればその後の金融政策の手段が限られるため、日銀内では10月に続く追加利下げへの慎重論も根強かった。しかし、FRBが市場の予想を上回る利下げや追加の資金供給策を表明し、金融危機の緩和や景気の下支えに対する強い姿勢を示したため、日銀も取りうる政策を早期に打ち出すことを迫られた格好だ。
この日の会合では、追加の金融緩和策として、政府が強く要望しているコマーシャルペーパー(CP)買い取り策の導入などについても検討された。CPは、企業が短期資金調達のために発行する社債のようなものだが、金融市場の混乱で買い手がつかず、発行が難しくなっている。中央銀行である日銀がCPの買い取りに踏み切れば、企業の資金繰りが大幅に改善される効果が期待される。