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【完全に一つの文明が終わる】 金融危機情報  (世界恐慌を織り込み始めた原油価格)  【nevada】
http://www.asyura2.com/08/hasan60/msg/692.html
投稿者 愚民党 日時 2008 年 12 月 19 日 17:56:21: ogcGl0q1DMbpk
 

http://blog.livedoor.jp/nevada_report/


2008年12月19日

金融危機情報(個人・外人が揃って売り越した日本株式とトヨタ危機)

12月第2週の売買動向が発表になりましたが、個人・外人が揃って<売り越し>ていることが明らかになっています。
<売り越し>
個人 −1766億円
外人 −1755億円

このような中、<買い越し>はいつもの<年金><自社株買い(事業法人)><投信>となっています。

年金    +2431億円
自社株買い + 221億円
投信    + 166億円

個人が外人と匹敵するくらい売り越しているのです。
【トヨタ】、【ソニー】、【パナソニック】等の超優良企業の業績が揺らぎはじめ手持ちの株を売ってきたもので、今後【トヨタ】の営業赤字転落を受けて、<減配>になれば、更に個人は逃げていくはずであり、12月は個人は空前の売り越しになるかも知れません。
*すでに【本田技研】は減配を表明しています。

企業業績が激変している今、配当利回り・PER・解散価値という指標は全く意味をなさず、投資するのであれば自分でしっかり会社の内容を吟味する必要があります。

最悪の場合、【トヨタ】が年間で2兆円以上の赤字に転落する可能性もあり、そうなれば、手持ち現金をほぼ無くすという事態になり、一気に資金繰り危機に直面することになり、配当など出せない事態に追い込まれます。
今の事態は【トヨタ】ですら、資金繰り危機に直面するリスクがあるという異常事態であるという認識が必要であり、今後【トヨタ】が生き残りをかけた緊急策を相次いで打ち出してくるはずです。

いずれ【トヨタ減配】という発表があるかもしれませんが、それはそれで当然の事であり、危機対応が評価されるはずです。


金融危機情報(主要3銘柄の下落と日経平均の上昇)

日経平均は上昇して終わっていましたが、主要3銘柄は揃って値下がりを記録していました。

トヨタ    2,960円(70円安)
パナソニック 1,021円( 5円安)
ソニー    1,815円(10円安)

下落幅は小さいものの上昇して引ける力がなかったのです。
ここまで株価が上昇してきますと、これから一段の上昇を見せるには業績の上方修正等の良い話が必要になりますが、実際には業績上方どころか、反対に下方修正懸念があり、とても買い上げることなどできないのです。

今や世界中で経済の悪化が進んでおり、企業業績はさらに悪化しますので、今の株高は風前のともし火とも言えます。


nevada_report at 01:38

2008年12月18日

経済速報(激減する高給取りと高級マンション)

今、世界的に金融機関での解雇・リストラが進んでおり、年収で1,000万円以上の高級取りサラリーマンが激減してきています。

日本でも12月早々に【クレディスイス】の投資銀行部門のスタッフが半減(80人から40人へ)させられたと発表になっており、会社全体では70人程の解雇になったようで、更に今後、【バンクオブアメリカ】、【メリルリンチ】、【シティグループ】の解雇が相次ぎます。

これら会社はおもに東京に事務所がありますので、東京都内だけで、1,000人以上の高級取り金融関係者が解雇されることになりますので、東京の不動産市場・消費市場はさらにダメージを受けることになります。

名古屋には【トヨタ・ソニーショック】が襲っていますが(愛知県に閉鎖が噂されていますソニーの工場が複数あります)、東京には【金融機関】ショックが襲っており、地方には地元企業の比較的大きな倒産が襲っており、今や日本の消費・不動産市場は崩壊の危機に直面していると言っても過言ではありません。

高額消費をリードしてきました東京・名古屋が崩れ始めている今の日本の景気は風前のともしびとも言え、家賃30万円以上の高級マンションが空き部屋だらけになる日も年明け早々に来るはずです。


nevada_report at 07:13

金融危機情報(世界恐慌を織り込み始めた原油価格)

一バーレル40ドル割れ

以前のこのブログで【原油価格】(及び他の商品価格)は暴落すると指摘しておきましたが、今まさに【原油価格】は暴落状態になってきており、高値から半値どころか、4分の一になりつつあります。

【穀物価格】も暴落状態になってきており、唯一生き残っていますのは【金(ゴールド)】位ですがこれも最後には暴落をして完全に一つの時代が終わることになります。
即ち≪大恐慌≫突入です。

今、【株式】は買い上げや空売り規制等で正当な価格ではなくなっていますが、【商品市場】は<需要>と<供給>の市場となっており、バブル相場が終わった今、完全に<仮需>が消え、そして<需要>も消え、相場はまともな市場になってきているのです。

今の【原油価格】の暴落は異常な相場ではなく、今後世界が大恐慌に陥り需要が激減すると読んでいるのです。

最終的には原油価格は一バーレル$10以下に叩き売られ、【金・プラチナ】は一オンス300ドル台、【トウモロコシ・大豆】も今から50%以上暴落する筈です。

今後、数年間は壮絶なるデフレが世界市場を襲い、世界経済は大恐慌に苦しみますので、株・投信・商品先物等の金融商品に投資をしている投資家はほぼすべての資産を失い、市場から消えていくはずですが、資産を保全した資産家・投資家は生き残り、多くの国民が失った<富>を吸収して更に巨大な資産を構築する時代がきます。

【原油価格】の暴落を指摘しました時には多くの方から「おかしいのではないか。暴落どころか暴騰すると殆どの専門家は述べている」とのご指摘を受けましたが、今や暴騰すると述べた専門家は消滅しています。

何年にもわたる≪大恐慌≫が刻一刻と我々に迫ってきています。


nevada_report at 06:17

2008年12月17日

経済速報(株買い上げと業績下方修正)

【日経平均】は午後2時過ぎから猛然と買い上がった”ところ”があり、8425円から8,612円まで一貫して買い続けました。

【トヨタ】は2900円から3030円まで、【ソニー】は1770円から1825円まで、等々ここまで買うか、という勢いで買いまくっていたのは<年金資金>です。*【トヨタ】にはトヨタ系ファンドの買いもあったようですが・・。

ここまで【日経平均】を買い上げた理由の一つには超優良企業の業績の下方修正があります。

今日は、【信越化学】と【本田技研】がその筆頭候補に上げられますが、【信越化学】は詳細は明らかにしていませんが、相当規模の下方修正をするとの発表を行い、【本田技研】は単体では赤字転落(経常は210億円、純益では550億円)となり、連結でも経常利益は67%減益、純益は62%減益となると発表しています。

特に、【本田技研】の単体赤字転落では、純益が<+1480億円>から<−550億円>ですから2000億円もの減額になっていますが、今後状況が更に悪化しますので連結ベースでも赤字に転落するのも必至だと言えます。

【トヨタ】も下期は営業赤字に転落しており、日本を代表します大企業が下期は軒並み赤字に転落するということは来期は恐ろしい程の赤字に転落することになり、税収の激減は言うに及ばず、正社員の解雇・工場の閉鎖等も一気に進みますので、日本の景気は大崩壊するのは必至だと言えます。

買い上げがされている【日経平均株価】だけを見て景気は最悪期を過ぎたと述べる専門家もいますが、はたしてどうなるでしょうか?

来期は上場企業が軒並み赤字転落という惨澹たる状況に陥るかも知れません。


nevada_report at 19:38

金融危機情報(最後のカードを切ったFRBと企業淘汰)

【FRB】は<0%金利>という最後のカードを切り、これで今後どのような危機に直面しましても、打つ手がない状態に陥ったことになります。
株式市場は<0%>金利を好感して上昇していますが、足元の経済はまさに崩壊という状態になっており、11月の住宅着工件数は62.5万戸と10月に比べ18.9%減少し、一年前に比べれば<47%も激減>しているのです。

昨年までは1ヶ月あたり<100万戸>が底と言われていましたので、その底を大幅に下回っていることになりますが(過去最高は249.4万戸)、月を追うごとに減少率が拡大してきており、このままいけば住宅業界は壊滅的な状況になるかも知れません。

すでに住宅業界では「年明けには会社はない」という挨拶も交わされているとも言われており、金融業界も不動産業界も1月以降壊滅的な状況に陥ることは必至であり
、そうなれば米国経済に依存しています日本や中国経済は輸出産業を中心に大打撃を受けることになります。
今でもすでに打撃を受けている中、米国輸出市場消滅という事態もあり得、打撃は半端なな規模ではありません。

世界経済は<米国>という巨大胃袋を失いつつある今、猛烈な勢いで縮小しており、いまだにこの縮小に気づいていない企業は例え巨大企業と言えども淘汰されることになります。

nevada_report at 10:35

経済速報(激減した半導体製造装置受注額と年金基金)

60.9%減少

これは11月の半導体受注額の前年同月比の減少率ですが、まさに激減していることが分かります。
販売額も54.9%と半減している中、受注は壊滅的状況となっているのです。

半導体関連では既に【アドバンテスト】が赤字に転落しており、早晩【東京エレクトロン】も赤字に転落するでしょうが、問題はいつまで赤字が続くかとなります。

今の世界経済は日々悪化しており、底打ち感は全くありません。
今後2〜3年間は景気の悪化は続きますので、半導体関連業界はどこまで耐えることができるか、体力勝負になりますが、いまだリストラに取り組んでおらず、ここでリストラに遅れれば、両社は会社存亡の危機に直面することになりかねません。

ここで「単なる半導体関連会社が経営破たんしましても一般国民には関係ない」と思われるかも知れませんが、実際にはほぼ全国民に影響が及ぶのです。
年金運用で膨大な損が出るのです。

【東京エレクトロン・アドバンテスト】の主要株主は年金基金となっており、もし、
この両社が経営破たんしますと今まで買いこんできた株が事実上の紙切れになるのでです。

経営破たんしなくても膨大な赤字を計上し続ければ無配となり株価も500円、1,000円を下回り続けますから、年金基金の含み損は膨大になります。

年金運用がどれだけ損を出すか、運用がブラックボックスになっているために誰にもわかりませんが、言えることは国民の年金が値下がりする株に食いつぶされているということです。


nevada_report at 04:20

2008年12月16日

金融危機情報(日経平均買い上げとトヨタの週休3日)
日経平均   −96円
東証株価指数 −18.31

【東証株価指数】が18ポイントも下げているということは【日経平均】は180円安となっても当然だったのですが、【日経平均】への買い上げがあり96円安となったものです。

【日経平均】の終値は<8568円>でしたので、【日経平均】を8,500円台で支えたいという意図があったのでしょうが、無理をして買い上げましても実態経済が悪化し続けており、はたしていつまで支えることができるでしょうか?

今日は【トヨタ】が来年1月末から国内の殆どの工場で週休3日制に移行すると報道されており、これは15年ぶりの事とのことですが、今後はいよいよ正社員の人員削減にまで踏み込むことになるはずです。

マスコミは、いまだに内定者の採用取り消しで騒いでいますが、実態経済の悪化は新入社員の採用云々というどころではなく、<正社員の解雇>や<会社存亡の危機>にまで拡大してきているのです。

日々悪化し続ける経済を前に殆どの経営者は恐れおののいているはずですが、これが<恐慌>の入口にあたるのです。

【トヨタ】のこの異常なまでもの防御策は今後訪れます<恐慌>への備えとも言え、
企業経営者はこの【トヨタ】流サバイバル策を早急に導入するべきだと言えます。

今の【トヨタ】の危機意識は日経平均5,000円割れも視野に入れた危機意識の
表れだとも言え、さすが【トヨタ】とも言えます。


nevada_report at 19:06

経済速報(深刻化する不況とヴィトングループ)

【ヴィトン】グループは「ヒューリック数寄屋橋ビル」に出店する計画を撤回したと一部で報じられていますが、ここは銀座旗艦店になるはずだったようで、今回の世界的な不況が勝ち組ブランドメーカーである【ヴィトン】にも打撃を与えてきています。
すでに売上を落としてきているヴィトングループですが、今後さらに消費不況は深刻化すると見て設備投資を撤回したもので、製造業では【トヨタ・ソニー】、消費部門では【ヴィトン】グループが設備投資を控えれば、日本の商業用不動産市場は一気に崩れます。

すでに、六本木・青山・新宿で出店計画の撤退が相次いでいるとも言われており、テナントが集まらず破たんする商業ビルも相次ぐことになるでしょうが、今後不況はますます深化しますので、体力のないところは破たんするしか道はありません。

折から、「頭で儲ける時代」・「男の隠れ家」を出版する会社が負債総額24億円で破産を申請したと言われており、借金経営をしてきたところが息絶えてきてもいるのです。

残った資産を持って逃げる経営者も巷では出てきていると言われており、そうはさせじと銀行口座をいち早くおさえたり、経営者が保有する手持ちの現金・資産を徹底的に知らべあげ押さえる金融機関も出てきており、両者の間で壮絶なる戦いが起こっているようで、年末から新年1月にかけてこの戦いはさらに激化するはずです。

今回の不況は年明けには一層深化し誰もが驚く程の経済状態になるはずであり、
株価の安定で油断していますと、とんでもない間違いをすることになります。


nevada_report at 13:45

金融危機情報(底をつきはじめた毎月分配金投信)

23兆円という規模に膨れ上がっています【毎月分配型投信】ですが、一つの時代が終わり、分配金の減額が続出していると報道されていますが、世界中が<0%金利>に向かう今、分配金など出せない状態になりつつあるのです。
今は過去の<遺産>を食いつぶして分配金を出している状態とも言え、その<遺産>もそろそろ底をつき始めており、”ない袖は振れない”事態になってきているのです。

巨大投信である【グロソブ】は資産が4.5兆円にまで減少してきており、年間収益率も<−15.25%>になっており、基準価格も6,000円前後を浮遊しており運用難から5,000円割れも視野に入ってきています。

0%金利は運用市場を一変させます。


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