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米中戦略経済会談が閉幕、 200億ドル貿易融資枠の造成に合意【IBTimes】
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/081206/24723.html
2008年12月06日 10:04更新 前の記事 次の記事 マネー・経済・会談・会合一覧
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中国北京で2日間の日程で行われた第5回米中戦略経済対話(SED)が5日、閉幕した。
米国のポールソン財務長官と中国の王岐山副首相は、同日の共同記者会見で、国際的な経済危機の克服努力の一環として、総額200億ドルの貿易融資枠を造成し、両国から製品を輸入する途上国の輸入業者を支援すると発表した。
同融資枠の資金は、米国の輸出入銀行が120億ドル、中国の輸出入銀行が80億ドルを投じる。
両国は金融規制を強め、国際金融機関を通して途上国への支援を強化することで合意した。
米側が求めた人民元の切り上げに関しては、基本的に合意するにとどまった。
中国の陳コ銘商務長官は「人民元の切り下げで輸出を増やすことはない」と語った。
さらに、中国に進出した外資系銀行に対する外貨建て負債クォ―タ―は一時的に解除され、海外本店の保証や貸出を通した資金不足の解決を図っていく。