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ＮＹ原油４０ドル割れ寸前、４年ぶりの安値水準【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081206-OYT1T00234.htm
【ニューヨーク＝山本正実】５日のニューヨーク原油先物市場は、景気後退が長引くとの観測から売りが優勢となった。指標となるテキサス産軽質油（ＷＴＩ）の１月渡し価格は一時、１バレル＝４０・５０ドルと、４０ドル割れ寸前まで下落した。
終値は前日比２・８６ドル安の１バレル＝４０・８１ドルで約４年ぶりの安値水準だった。
朝方発表された１１月の米雇用統計で、非農業部門の就業者数が前月比約５３万人減と約３４年ぶりの大幅減を記録したことを受け、景気後退による原油需要の減退が長期化するとの懸念が広がった。
国際エネルギー機関（ＩＥＡ）が世界の原油需要見通しを下方修正し、こうした見方を裏付けた。
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は１７日に開く臨時総会で価格維持のために減産を決める見通しだが、需要減を見越した売りの勢いの方が強い。
（2008年12月6日10時17分 読売新聞）
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