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欧州中銀、0.75％利下げ ユーロ導入後、最大の下げ幅（日本経済新聞）
【ブリュッセル＝赤川省吾、吉田ありさ】欧州の中央銀行が４日、相次いで政策金利を大幅に引き下げた。引き下げ幅は欧州中央銀行（ＥＣＢ）が1999年の単一通貨ユーロの導入以来、最大となる0.75％で、英イングランド銀行が1.0％。域内の中銀が同時利下げを実施するのは３カ月連続。インフレ懸念が大幅に後退したことから大型の財政出動を本格化した各国政府と足並みをそろえて景気を下支えする。日米でも政府・中銀が景気のてこ入れに動いており、主要国は政策総動員で世界経済の下振れを防ぐ。
ＥＣＢはブリュッセルで開いた理事会でユーロ圏15カ国に適用する市場調節金利を年3.25％から年2.50％に下げることを決めた。10日に実施する。市場予想を上回る0.75％の利下げで景気が後退局面入りした欧州経済に配慮する姿勢を鮮明にする。
これに加え、欧州ではスウェーデン中央銀行が1.75％の利下げを実施した。引き下げ幅は現行制度を創設した1994年以来、最大となる。(23:14)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081204AT2M0403I04122008.html
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