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(回答先: 【ゴイム帝王ロスチャルド革命的世界恐慌戦略】 世界は地獄を見た (8) 【youtube】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 11 月 28 日 23:29:02)
2008年11月28日
金融危機情報(負債総額1615億円の倒産:モリモト)
東京の恵比寿・代官山にあります中堅の不動産会社である「モリモト」(東証2部上場:株価430円)が突然資金繰り倒産となりましたが、負債総額は1616億円となっています。
今日の株式市場は≪不動産関連株≫が一斉に買われましたが、この【モリモト】の倒産で週明けには一転して売られる展開になるでしょうが、何度も指摘しますが経済の実態は日々悪化しており、株式を買い上げることには無理があるのです。
今日発表になりました【鉱工業生産指数】ですが、11月の製造業生産予測指数は10月に比べ<−6.4%>となっており、この減少率は過去最大となっており、まさに生産がストップする位の異常な落ち込み方となっているのです。
詳しくは日経新聞夕刊一面のグラフ(鉱工業生産指数)をご覧頂きたいのですが、激減しているのがおわかり頂けると思います。
また、【在庫指数】は反対に前月比1.7%上昇しており、在庫は過去最大に積みあがっていることが明らかになっています。
生産が激減する中、在庫は積みあがるという最悪の状況に日本経済は陥りはじめており、今後【日本経済】が崩壊するリスクも指摘され始めているのです。
今や日本経済は恐慌前夜と呼ぶのに相応しい状況になりつつあるのです。
買い上げで操作されている株価指数だけを見ていれば判断を誤ります。
金融危機情報(誰も報道しない日本国債暴落と日本株)
86円25銭
これは100円の元本の国債価格で、13.75円も額面を割っているのです。
率にして13.75%もの暴落となっており、しかも日々じわりじわりと下落をしています。
この国債名は【物価連動国債】です。
多くの金融機関が保有している国債ですが、奇妙なことに金融機関の9月中間決算をみますと、含み損を<計上しているところ>と<計上していないところ>があるのです。
当局による<いかさま会計>OKが認められたためですが、そのような<いかさま会計>など関係ないとばかりに、この【物価連動国債】はじわりじわりと売られているのです。
そこで今回発表になりました【農林中金】の9月中間決算です。
1兆5737億円の<含み損>に転じていますが、これらの中にこの【物価連動国債】の含み損が入っているのかどうか。
発表では「国債等の債券の含み益が3,000億円」とされているだけで、はたして【物価連動国債】はどうなっているのか。
生保の決算もこの【物価連動国債】がどのような扱いになっているのか、表面的な発表では一切わからないようになっています。
いずれマスコミ等で発表になるでしょうが、その時にはあっと驚く決算数字に変わるはずです。
「日本の金融機関の基盤は強固である」と論じる専門家もいますが、「いかさま会計」をして強固と見せているだけであり、張り子の虎と市場が見透かせば日本株は徹底的に叩き売られることになります。
nevada_report at 07:12
経済速報(消費をしなくなった米国人)
CNN・マネー版ののインターネット調査で面白い調査がありました。
<質問>この金曜日にいくら消費しますか? 調査対象 24,842人
59% $0
17% 1〜$100
14% $101〜$500
10% $500以上
皆が注目しています金曜日の消費ですが59%もの人が<0ドル>と答えていますが、消費好きの米国人としては驚くべき数字だと言えます。
今や米国人はプラスティック(クレジット)カードを放棄しはじめており、支払は現金という人が増えてきているとされています。
優良顧客がカードを手放し、破産予備役軍がカード保有者だけになりつつある今、
米国人社会は今後激変することになります。
nevada_report at 02:31
2008年11月27日
金融危機速報(激減した株式売買高とトヨタ株安)
日経平均は160円余り上昇し8373円で引けていましたが、午後2時半には8,300円まで落ち込んでいたのです。
そこから”恒例”の年金資金等の買い上げが入り15時には8,350円まで上昇したのですが、さらに今日は「引け値精算」取引でも買いが入れられ、更に上昇し8,373円で終わっていたのです。
*この引け値精算取引の詳しい状況は明日の日経新聞株式欄(日経平均の動き)をご覧になられればおわかり頂けます。
このような買い上げが入っていました相場ですが、昨日に引き続き【トヨタ】株が値下がりしており、不気味な動きとなっています。
【トヨタ】 2,950円(35円安)
始りは買い気配を切り上げ85円高の3070円で寄り付き、3,000円台を回復していましたが、その後3,090円(+105円)まで買い上げられましたが、そこで待ってました、とばかりに昨日と同じく大量の「実弾売り」が入り、午後2時半前には今日の安値である2,930円(55円安)まで売り込まれて、引けは35円安となったものです。
買い上げても買い上げても売り込まれており、いかに相場が悪いかわかります。
【パナソニック】のこれでもかという程の利益下方修正もあり、今はまともに株を買い上げることなどできませんが、政府の意向を受けた【公的年金資金】運用担当者は「自分の年金には関係ない」とばかりにせっせと株を買い上げていますが、このようなことが永遠に続けられるものではありません。
<売買代金>が1兆2,224億円、<売買高>が15億8,400万株と激減してきており、<売買代金>に至っては3年4ヶ月ぶりの低水準になっている今の相場は
まさに買い手がいないという状況になっており、ここに突発的な事件等が起これば一気に株価指数は暴落します。
今の人為的な株価は非常に危険だと言えます。
【トヨタ】株の下落は不気味だと言えます。
nevada_report at 22:09
金融危機情報(オバマバブルと新興国市場)
いま、金融市場では【オバマバブル】という言い方でオバマ政権が打ち出した経済対策関連株及び金融株を買い上げる動きになっていますが、一部では「オバマバブルに気をつけるべき」と述べる向きも出てきています。
今、株式市場は「オバマバブル期待」+「午後2時以降の買い上げ」で株式市場はじわりじわりと上昇していますが、この「バブル」がはじけた時、オバマ政権が発足する前に政権が機能しないという事態に陥ります。
1)10月の米国個人消費支出 −1.0%(事前予想−0.7%)
2)10月の耐久消費財受注 −6.2%(事前予想−2.5%)
3)10月の新築一戸建て販売 −5.3%(18年ぶり低水準)
これでもかという程の悪い数字が並んでいますが、株式市場は悪材料には目をつむって【オバマンバブル+買い上げ】に乗っていますが、株式市場の基礎というべき経済が悪化し続ける中、株価が上昇している今の状態は<砂上の楼閣>とも言え、非常に危険だといえます。
また【中国】経済の悪化が進んでおり、中国の消費者信頼感指数(1996年6月基準)が10月は92.4(前月比1.0ポイントマイナス)となっており、4年ぶりの低さとなっていますが、問題は基準の1996年(100)を下回っていることです。
一貫して強気できた中国人がいまや弱気に転じてきているもので、実際に【香港経済人】に聞きましたところ、ここ数ケ月香港人は消費をしなくなり、売上が激減していると嘆いていましたが、経済の懐が厚い香港ですらいまや消費は異常な落ち込みをしているのです。
経済の実態を無視して買い上げる今の市場が崩壊するとすれば実態悪を突然突きつけられる時だと思いますが、それは新興国市場の崩壊か株価暴落かもしれません。
先進国はあらゆる方策で危機が封印されていますので、企業が倒産しようにもできない状態になりつつありますが、新興国は一部を除いて殆ど対策が取られていないからです。
折から【インド】では同時多発テロが発生し、【タイ】では空港閉鎖から経済が麻痺し始めており、インド・タイ経済が麻痺す・崩壊するような事態に陥れば、新興国リスクが市場にあふれ、それらの国に350兆円以上貸し込んでいます【西欧金融機関】は大打撃を受けます。
【ユーロ】の裏には新興国に資金を貸し付け膨大な利益を上げてきた西欧の金融機関がありますが、いまやそれが逆回転しはじめているのです。
西欧の金融機関が軒並み国有化・準国有化されていますが、その背景にはこの新興国融資問題があるからであり、西欧の金融機関が100兆円以上の損失を抱えていると言われるのも当然と言えば当然かも知れません。
どのような形で金融市場が崩壊するか、矛盾が拡大し続けている今は非常に危険だといえます。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/