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前略
当社の優先株式の発行に関しまして、当社が2008年9月26日に株主の皆様宛て
に発送を開始した2008年9月26日付け通知書(英文)及びその和訳をお送りいた
します。なお、日本においては、2008年10月22日時点での当社の実質株主の皆様
にお送りしております。
2008年9月26日
AIGの株主の皆様ヘ
アメリカン・インターナショナル・グループ・インク
会長兼最高経営責任者
エドワード・M・リディ
拝啓
当社は、期間を2年間とした850億ドルのリボルビング・クレジット・ファシ
リテイについて、ニューヨーク連邦準備銀行との間で最終契約を締結した旨を2008
年9月23日に発表いたしました。
本契約に従い、AIGは新たなシリーズである転換可能参加型連続優先株式を、米国財務省のために優先株式を保有するトラストに対して発行します。
当該優先株式は、当社の修正基本定款を変更するための臨時株主総会によって、普通株式に転換することができます。
当該優先株式の議決権は、普通株式とともに全ての決議事項に対して行使可能であり、総議決権の約79.9%を占めます(但し、79.9%を上回ることはありません)。
この大規模な株式発行は、当社の財務上の安定性を維持する上で必要な資本を獲得するために不可欠なものです。
当社の優先株式の発行には、ニューヨーク証券取引所が定める株主の承認に関す
る指針に基づき、通常は事前に株主の承認が必要となります。
しかしながら、同指針には、株主の承認を得ることで手続き上の遅れが生じ、それによりニューヨーク証券取引所に上場している会社の財務上の実行可能性に深刻な影響が及ぶ可能性がある場合、上記株主の承認を省略することができる旨の例外規定が定められております。
このニューヨーク証券取引所が定める株主の承認に関する指針の例外規定に
従い、当社の取締役会の監査委員会は、当該優先株式の発行に先立ち株主の承認を
得ることで手続き上の遅れが生じると、当社の財務上の実行可能性に深刻な影響を
受ける可能性があると判断いたしました。
監査委員会は、AIGが、この例外規定に
従い、株主の承認を省略する旨判断したことを明示的に承認いたしました。
当社は、ここに、上記例外規定に基づき、株主の承認を得ることなく上記契約に
従い優先株式を発行することを、株主の皆様にお知らせいたします。当該優先株式
の発行に必要とされる政府当局の全ての重要な承認を取得し、このお知らせの発送
日から10日日以降に、優先株式の発行を行う予定でございます。
敬具