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英、量的緩和も検討 金利1%台に(日本経済新聞)
更新: 2009/01/09 23:55
【ロンドン=吉田ありさ】英中央銀行が政策金利を未踏の1%台に下げたのは、10月以降に政策金利を3%下げたにもかかわらず、銀行が企業や個人向け融資を抑える信用収縮が続いているため。英国ではデフレ懸念が急速に強まっており、「英中銀は政策金利をゼロまで下げる」(著名エコノミストのロジャー・ブートル氏)との声も出ている。米国に続いて、中銀が市場に大量の資金を供給する量的緩和も検討の視野に入ってきた。
英中銀は声明で「銀行が家計・企業への融資を絞る傾向が加速し、非金融部門への資金供給を増やす追加策が必要」と指摘した。今後の引き下げ余地は狭まっており、国債などを買い上げ、市場に直接資金を供給する量的緩和も検討課題になってきた。
ビーン英中銀副総裁は英フィナンシャル・タイムズ紙に「実際に金利がゼロに下がる前に追加策を考える必要がある」と述べた。英政府も銀行の融資を促進する追加財政対策を検討しており、月内にも発表する。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090108D2M0803D08.html