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(回答先: 「世界の巨大金融機関を救うのは金融機関ではなく、金融機関の破綻で苦しむ国民」 ──国家が試されている 【新井淳一】 投稿者 愚民党 日時 2008 年 11 月 22 日 16:44:48)
【オルタナティブ通信】
http://alternativereport1.seesaa.net/
2008年11月21日
リーマン・ブラザースの本体は生き延びた?
サブプライム問題を発端とした金融恐慌で、ギャンブル投機を続けて来たヘッジファンドが相次ぎ倒産、閉店を始めている。
ヨーロッパ・ロスチャイルド系の強いヘッジファンド業界でも、最大手の出資者であったクレディ・アグリコル(農業銀行)は、自らが出資するヘッジファンドによる「農産物・食糧高騰」により、「十分過ぎる利益を手に入れ」、喜色満面で次の投資先を探し、ヘッジファンド業界に未練は無い、と言った表情で業界から退場を開始している。
欧米の不動産価格を吊り上げ続けて来た、カナダの不動産ファンド王=ポーラ・ライチマンも、サブプライムでの損害は最小限に留め、「小者だけが倒産する」とリーマン・ブラザースに軽蔑の眼差しを浴びせながら、退場し始めている。
今後、本格化する英国の不動産バブル崩壊でも、ライチマンは軽傷で済む準備が出来ている。
一方、ロンドン市場でメタル価格を操作し、ヘッジ取引きで貴金属価格を吊り上げて来たマーク・リッチの「部下」グレゴリー・ロウチャンスキーは、ロシアのプーチンと「次の作戦会議」を開始している。
農産物を売買する農業銀行が「ヘッジファンドの姿を取り」、農産物価格を吊り上げて来た。
鉱山経営者が「ヘッジファンドの姿を取り」、金属価格を吊り上げて来た。
膨大な不動産を所有する不動産王が「投資銀行・ファンドの姿を取り」、不動産価格を吊り上げて来た。
ヘッジファンド・投資銀行が倒産しても、「本家は元気」である。
リーマン・ブラザース=ロックフェラー・ブッシュのような「ガラス玉」だけが砕け散った。「ダイヤモンドは傷付かない」。