★阿修羅♪ > 国家破産59 > 836.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
米次期政権 財務長官ガイトナー氏 NY連銀総裁 金融危機収拾図る【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008112202000254.html
2008年11月22日 夕刊
【ワシントン=古川雅和】オバマ次期米大統領は二十一日、次期財務長官にニューヨーク連銀のティモシー・ガイトナー総裁(47)を起用する方針を固めた。複数の米メディアが報じた。同総裁は大手金融機関と直接折衝するなど今回の金融危機の沈静化に取り組んでいる。過去には米財務省や国際通貨基金(IMF)で高官として活躍した。財政・金融両面の経験を生かし、金融危機の沈静化と米国経済再建に取り組む。来週初めにも正式発表する。
また、米メディアは、次期商務長官にニューメキシコ州のビル・リチャードソン知事(61)の就任が有力と報じた。
金融危機の沈静化と経済の再生が最重要課題となるオバマ政権で、財務長官は最重要閣僚。
米連邦準備制度理事会(FRB)と金融システムの維持や景気対策に取り組み、緊急経済安定化法で認められた最大七千億ドル(約六十六兆五千億円)の公的資金の活用も担う。
ガイトナー総裁は、クリントン政権時の一九九九年から二〇〇一年まで国際金融担当の財務次官。〇三年十一月にニューヨーク連銀総裁に就任する前にはIMFで企画・執行統括部門の局長を務めた。
金融・財政両面で米国経済の回復に取り組める人物として、財務長官の有力候補に挙げられていた。
一方、リチャードソン知事はヒスパニック系で、クリントン政権下で米国連大使を務め、エネルギー長官も担当した。
今回の米大統領選の民主党予備選挙にも出馬し、撤退後はオバマ氏の支持を表明していた。